トランプ大統領「WHO脱退」
2020年5月30日(日)
アメリカのトランプ大統領が、WHOの脱退を表明しました。一言。愚か!!
31日の朝日新聞です。
次は、イスラエルの歴史学者ノヴァル・ノア・ハラリさんの言葉です。
コロナウィルスに対する人間の最大の強みは、ウィルスと違い協力できることです。中国にいるウィルスはアメリカのウィルスに対してどうやって感染するのか、どうやって人間の免疫系を避ければ良いのか伝えることはできません。しかし、人間は中国の医師がアメリカの医師にアドバイスできますし、中国政府がアメリカ政府を助けることも可能です。ウィルスを検出する方法についても協力して共通の計画を策定できます。私たち人間の強みです。これを活用しなけば現在の危機はさらに悪化するでしょう。この感染症が世界のどの国で広まっても人類全体に対する脅威だと理解すべきです。
ハラリさんからすると、トランプ氏って、コロナと同程度ということでしょう。否、以下か!(ハハハッ)
ハラリさんは、WHOに約1億円寄付しました。コロナに対しては、国際協力と連帯が必要との思いです。WHOに問題があるとしても、それは国際社会で克服する問題で、脱退はそれに背を向けるものです。
私は、世界市民が連帯して「反トランプ」の声を挙げる必要があると思います。アメリカの良識ある市民に響くことになるでしょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます