団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

広島交響楽団第320回定期演奏会  

2012-07-15 07:00:25 | 音楽
                    広島交響楽団第320回定期演奏会

                                                    2012年6月29日(金)

・2012年6月22日
・広島市文化交流会館

・フランツ&カール・ドップラー
 2本のフルートと管弦楽のための「リゴレット・ファンタジー」
・ライネッケ
 フルート協奏曲ニ長調Op.283
・フランク
 交響曲二短調Op.48

・指揮:フルート:パトリック・ガロワ
・フルート:瀬尾和紀


 率直に言って、前2曲は退屈でした。
 それが一変したのは、フルート協奏曲の後の瀬尾のアンコール曲でした。ドビュッシーの「シランクス」。聞いたことがあるメロディーでしたが、瀬尾はフルートという楽器の持てる力を存分に発揮していました。特に消え入るようなエンディングではフルートにはこんなにも表現力があるのかと新発見でした。


 フランクはフランスの作曲家ですが、この二短調の交響曲はまぎれもなく「ドイツ音楽」だと思います。何処のドイツが言ったかって? →それは私が思っていることです。
 今回プログラムを見て、合点がいきました。「両親とも祖をたどるとゲルマン系」ということでした。

 私はこの曲は非常に論理的な感じがします。(情緒的ということに対比する意味において)
 地底から湧き起こるような、緊迫感のある力強さが魅力です。クライマックスの部分では私の身体が、知らず知らず硬直します。

 ガロワはフルート奏者ですが、緊迫感のある演奏で指揮も中々のものと思いました。




 同じ建物にあるレストランで食事をすることに。







 コンサートに行く人は1割引き。かつ駐車券2時間分(600円)がOFFされます。
 +1300円で飲み放題とは、食べ飲みで2800円也ですから、超リーズナブルです。

 内容も決して悪くありませんでした。



 当日券です。今回はちょっと空席が目立ちました。








 次回は40周年記念演奏会です。



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