団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

丸源水産の社長さんから

2011-04-18 16:49:55 | 社会
                   丸源水産の社長さんから

                                         2011年4月17日(日)

 4月16日、丸源水産から、沢山の縄文干が送られてきました。
 私が4月6日に、心ばかりの品をお送りしたのですが、そのお礼ということでした。(かえって、ご迷惑をおかけしたかも・・。)

 お礼の℡をし、現状をお聞きしました。

 風評被害が凄いんです。
 社長さんが、車をオークションに出したそうなのですが、「福島」ということで値が付かなかったそうです。
 また、車で東京へ入ろうとしたら、ストップさせられたと言います。

 社長さんが、福島原発について、「福島の人は福島原発で1ワットも電気を使っていないんです。全部東京へ送っているのです。」と言われた気持ちが痛いほど分かります。



 丸源水産には、150坪!の冷凍庫があるのですが、津波により、約半年分の製品に被害が出たそうです。被害を受けなかった製品は、被災者への支援にしたということでした。
 

 事業の再開の目途は全くたっていません。
 港は壊滅状況で、ダイバーが潜って流された車などを確認している状況だそうです。
 そもそも、仮に港や船が無事であっても、福島原発の影響で禁漁になっているのです。
 したがって、福島原発が解決しないと、漁の再開もできないということです。
 社長さんが、「今は魚にとっては一番いい時だ。」と言われたのが印象的でした。魚が取られないので良く繁殖するという意味です。この言葉に、いつか必ず再開したいという社長さんの将来展望を見たような気がしました。


 私は、何時か、この社長さんを訪ね、語り、気持ちを共有したいと思います。絆をつくりたいです。




 ariさん、読んでいただけましたでしょうか?












 このカレイは、カレイの中でも特に美味しいカレイだそうです。(根拠:妻)



 社長さん手製の白菜の漬物も入っていました。




 左上の袋は、これも手製の松前漬けです。

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2 コメント

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Unknown (ari)
2011-06-16 20:28:45
windy様

やはり気になって、またこちらに伺ったところ、ご丁寧なご報告の更新を見つけました。

あぁ あのおいしい縄文干したちです!

windy様、ありがとうございます。

震災から3ヶ月、windy様の記事で、助かった命にひとまず安心した3月の終わりでしたが、まだまだ多くの困難を前に御苦労されているご様子。胸が痛みます。

でも、windy様がおっしゃるように、社長さまに再建への思いが少しでもあるご様子、ぜひそ
希望の灯をずっと見守りたいと思いました。

写真のお魚、どれもおいしくいただいたものばかり。

特製の、手書きでこったお品書きや、手作りのおまけ品...などあれこれ思い出しました。

どれもお魚への自信と、とびきりの愛情の感じられる対応で、ついリピーターになってしまったわけです。

わざわざお知らせいただきありがとうございました。








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ariさんへ (windy)
2011-06-17 17:49:10
ariさん、こんにちは。

 ariさんの、縄文干しに対する愛情が感じられるコメントで、感激しました。

 私は、出来れば9月に丸源水産を訪問してみたいと、考えています。

 
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