団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

恥を掻く

2008-06-24 18:47:44 | 社会
                  恥を掻く

                         2008年6月24日(火)作成

 今朝は、早く眼が醒め、その効果で、何時もより10分早く、家を出た。
 途中、乗車している通勤電車が止まった。車内アナウンスで、「事故」だと言う。もう少し詳しい説明が欲しいと思ったが、運転手さんはその対策に大わらわの状況で、仕方ないと思った。

 「事故」の処理が終わり、走り出してから、再び車内アナウンスがあった。
 「地震事故のため、・・」と聞こえた。「地震があったのか?」と思い、たまたま電車の一番前に座っていたものだから、運転手さんに「地震があったのですか?」と尋ねると、「いえ人身事故です。」との答えだった。

 「地震」と「人身」を聞き間違えるなんて!、自身のヒアリング能力に「自信」を失った。これも、老化現象の一種だろう。

 
 妻が最近、「年をとると、汗を掻く、字を書く、恥を掻く、の三つの「かく」が必要になる。」としたり顔で言った。どうせ誰かが言ったことを、オーム返しに言っているだけなのだろうが。

 先の聞き間違いのようなことが重なると、恥ずかしいという思いから、引っ込み思案になり、聞き返すということをしなくなる。そうなると、外界世界とのギャップが生じるようになり、悪循環の連鎖につながる。これを防ぐ手立ては、「恥を掻いてもいいから聞き返す」ということか。

 おおいに「恥を掻く」必要性を感じた1日であった。 

 10分ほど早く出たが、着いたのは、結局いつもと同じ時刻になった。

(写真)「真夜中の立葵」と名付けました。2008年5月25日撮影。
近所の公有空地に、誰がお世話をしているのか、花がたくさん植えてあるのです。「公有地なのに勝手に」ということは思いません。以前は、ブタクサなどの「花粉症」の原因となる雑草がうっそうとしていたのですから。

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