団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

ゴッホ展

2011-03-03 09:16:22 | 趣味
                        ゴッホ展

                                             2011年2月21日(月)

 昨年12月6日に観た「炎の人」では幕間にビゼーの「アルルの女」の編曲が流れてましたが、ゴッホ(1853~1890) を思う時、「アルル」は特別な響きがあります。(「炎の人」は12月13日にアップ)
 「あぁ、ゴッホはアルルでゴッホになったのだ。」と。


 今回展示の代表作「灰色のフェルト帽の自画像 1887年」はアルル時代の作ですが、私には、ゴッホの自信が溢れているように思います。もっと言えば、自分を中心に渦巻くような筆致は、正に「世界の中心は自分だ!」ということを表しているように思うのです。
 ゴッホの絵は生前売れたのは何と1枚だけということですが、何時か評価される時代が来るとの絶対的確信があったのでしょう。


 ゴッホ没後120年を記念して開かれた今回のゴッホ展、ゴッホが出会い、影響を受けたモネ、ロートレック、ゴーギャンの絵画などを加えた120点が展示されていたのですが、あんなに沢山描いた「ひまわり」が一枚もないのです。
 オランダのファン・ゴッホ美術館へ観に来いということでしょうか・・。
 ゴッホは遠くなりにけり。
 
 





・2011年2月12日、福岡県太宰府「国立九州博物館」




 駐車場から歩いて行くと、巨大な建造物が現れます。



 寒波襲来で雪化粧されています。




 実に巨大な建物で、周辺整備を含めると数百億円の経費がかかっていると思われます。
 と同時に、政治家が暗躍していたのではなかろうかと、勘ぐります。




 会場に着いたのは、8:30頃でしたが、既に百数十人の人が列をなしてました。

 館側がテントを張ってくれてはいたのですが、この日の猛寒波に皆震え上がってました。
 後日談ですが、かなりの人が風邪をひいたとか。(ゴッホ ゴッホ) → 嘘





 人列はみるみる膨れ上がってきました。
 



 館側の粋な計らいで、開館の30分前から開けてくれました。
 巨大なゴッホの自画像のレプリカ(「灰色のフェルト帽の自画像 1887年)がお出迎えしてました。





 近ずくと、結構荒っぽい作りです。




 鬼島凱旋桃太郎。10F分くらいの吹き抜けで、とにかくスケールが大きい。











 出口で、リトグラフによるゴッホのレプリカが売られていました。
 「アイリス」が12万円。高くないと思いましたが、よく考えると我が家には飾る場所が無い!





 私達が出た10:30頃にも続々と人が列をなしてました。









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