義父のエァーチェックテープ
2014年9月17日(水)
亡義父がエァーチェックテープを残していました。義理の甥の家で見つけたのですが、危うく捨てられるところでした。
再生しようにも、オープンデッキがありません。義父が使っていたものがあるのですが、キャプスタンとピンチローラーが圧着しないのです。
エァチェック仲間から川島オーディオを教えていただきました。
孫に会いに大津へ行く便で訪ねてみました。京都市の右京区にあるのですが、市内の中心部から車で1時間半程度かかります。こんな山奥が京都市なの?というような場所にあります。
川島さんは、凄く親切な人でした。私はオープンテープのことになると話が尽きない方ですので、暫く滞在し談義しました。
「!!!!」川島さんは、2トラ38だと、CDより音が良いと言うのです。プロが言うのですからね。ただSN比は残念ながら劣ります。
オープンテープに根強いfanがいるのだと思います。修理を依頼しても、1年程度待つようです。私はレンタルを利用しました。20日で約1万円です。
居宅内に、修理工房があります。
入口近くにプレーヤーがありました。これも修理するのです。知っている人からだと断れないそうです。
私が借りたのはこれです。ティアックのA6300。私も使っていました。
分解中のデッキやら、部品やらが所狭しと積み上げられていました。
ルボックスです。当時国産の2倍はしたような気がします。川島さんによると、国産よりヘッドの性能が良いとか・・。
ティアックのカセットデッキA450です。当時最高峰で、69,800円也でした。これも知人に修理を依頼されたそうです。
川島さんの凄いところは、製造中止を見込んで、部品をストックしていることです。ピンチローラーは真空パックにして冷蔵保存しているそうです。ティアックの修理部門から部品の依頼があるとか・・。
義父が残したテープ(約80本)とデッキです。デッキは動きません。ヤフオク送りにする予定です。
我が家で活躍しています。良い音源はCD-R化することにしています。
義父に感謝です。
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