消費税還付案を撤回
2015年10月14日(水)
本日14日の朝日新聞によると、「消費税還付案を撤回」という見出しで、財務省の案が「ゴミ箱ポイ」されるようです。
いかにも国民の不評があったため見直しをしたようなイメージですが、「?」です。約1か月前に財務省が案を発表した時から、「謀略」説が言われていました。最初、国民に対して「?」というような案を出しておいて、国民の受けを狙ったように見直して、実は財務省が本当にしたい消費税制にしたいのだと。インボイス方式の導入ですね。私は消費税制は、累進性がないので大問題と思っていますが、インボイス方式には賛成です。
ただ、このブログで言いたいのは、インボイス方式に賛成ということではなく、政府の巧妙なプロパガンダにより政策が形成されることの怖さを言いたいのです。最近見たTVで、アメリカが第二次世界大戦において、大々的なプロパガンダを行い、戦意高揚に世論を誘導したということが暴露されていました。
消費税の問題で言えば、増税すべきか否かが、まず優先して議論されるべき問題で、軽減税率の方式がどのようなものであるベキかということではありません。目先、目くらましの術ですね。
時の権力者が、マスゴミを総動員し、世論を誘導し、巧妙に政策を展開していく・・。実に怖い話です。(クワバラ くわばら)