団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

消費税還付案を撤回

2015-10-14 15:26:38 | 政治

消費税還付案を撤回

2015年10月14日(水)

 本日14日の朝日新聞によると、「消費税還付案を撤回」という見出しで、財務省の案が「ゴミ箱ポイ」されるようです。

 いかにも国民の不評があったため見直しをしたようなイメージですが、「?」です。約1か月前に財務省が案を発表した時から、「謀略」説が言われていました。最初、国民に対して「?」というような案を出しておいて、国民の受けを狙ったように見直して、実は財務省が本当にしたい消費税制にしたいのだと。インボイス方式の導入ですね。私は消費税制は、累進性がないので大問題と思っていますが、インボイス方式には賛成です。

 ただ、このブログで言いたいのは、インボイス方式に賛成ということではなく、政府の巧妙なプロパガンダにより政策が形成されることの怖さを言いたいのです。最近見たTVで、アメリカが第二次世界大戦において、大々的なプロパガンダを行い、戦意高揚に世論を誘導したということが暴露されていました。

 消費税の問題で言えば、増税すべきか否かが、まず優先して議論されるべき問題で、軽減税率の方式がどのようなものであるベキかということではありません。目先、目くらましの術ですね。

 時の権力者が、マスゴミを総動員し、世論を誘導し、巧妙に政策を展開していく・・。実に怖い話です。(クワバラ くわばら)

 

 

 

 

 

 

 

 

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カープ割烹

2015-10-09 08:21:55 | 食べること

カープ割烹

2015年10月2日(金)

 東京から楽友が来ました。カープ割烹にお連れしました。カープ割烹こと雲州寿しです。

・2015年9月24日、広島市南区「雲州寿し」。

 

 カープ割烹という呼び方は、楽友が言ったのですが、実は私も使ったことがあります。楽友も広島市出身で、大のカープファンなんです。

 以前は、野球放送(もちろんカープです。)有りますと書いてありました。

 近所のなじみ客がほとんどです。

 アジ、太刀魚、鯛です。東京では太刀魚の刺身は中々食べることができないそうです。

 金雀。楽友は、高校時代の1年下のお知り合いとお会いしていて、これを頂いたそうなんです。板さが気をきかせて、飲んでも良いよと言ってくれました。

 楽友が絶賛したメバルの煮つけです。瀬戸内海の小魚を食べて育った者は、食材の好みも回帰するのですね。

 板さんがカープグッヅを出して魅せてくれました、これは山本浩二です。

 ホプキンスです。1974年のカープ優勝の立役者ですね。

 板さん自慢のレンコン団子です。レンコンを擦って団子状にしています。

 カウンターの隣のご夫婦とも打ち解けてこのように。

 

 実はこの日、楽友ネットワークを作りましょうという呼びかけを行いました。クラシック音楽をこよなく愛する人達のネットワークです。広場に集まって、ワイワイと情報交換したり語り合ったりするイメージです。手段は、現在のテクノロジーのmailを利用します。同好の士と繋がりを持つというのは、生活が豊かになります。この楽友とは8年位前に知合ったのですが、会うのは2度目ですが、短時間ではありましたが、深く理解し合えたと感じました。一生のお付き合いをさせていただきたいものです。

 

 

 

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マツダ燃費50㎞目指す

2015-10-02 13:19:33 | 環境車

マツダ燃費50㎞目指す

2015年10月2日(金)

 マツダが燃費50㎞を目指すということです。

 俄かには信じがたい数値です。マツダは既に2018年度中に燃費を30%程度アップするということをアナウンスしていて、それだと40㎞程度となります。更に30%アップという数値は、繰り返しますが、信じがたいです。熱効率的には、多分50%超だと思います。仮にそれが開発されるなら、確かに電気自動車並のCO2の排出量になるのでしょう。

 マツダが2018年の目標を達成することが出来るか否か、私が熱力学の専門家に尋ねたところ、「マツダにやる気と根性があれば出来る」との回答でした。しかし、次のステップは流石にやる気と根性だけでは難しいような気がします。どのようなテクノロジーが開発されるか興味があるところです。(私の記憶では、ダイハツがプラグに替えて電磁波で着火するテクノロジーを開発したということでした。マツダもこのテクノロジーをチャッカリいただいたらどうでしょうか・・。)

 エンジンで、この燃費が達成されるメリットは、コスト的に電気自動車より遥かに優位に立てるということがあり、特に新興市場では需要の拡大が見込めます。

 その新興市場でのマツダの計画です。マツダは多分、新工場の建設を考えていると思います。私はインドネシアではないかと予想しています。それを裏付けるように、マツダの社員の話では、昨年度の新規採用者にはインドネシアの人がいたということです。

 マツダに限らず、どの自動車メーカーもその浮沈は、新興国市場にかかっています。

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荒野渺茫

2015-10-01 14:01:41 | 

荒野渺茫

2015年10月1日(木)

 経済学者内橋克人氏の著作です。自伝的小説で、少年時代の神戸空襲の体験から始まり、戦後新聞社に就職したが、マスゴミが権力に絡めとられていく様をみて失望し、退社し自立するまでの過程が語られています。

 私は、大きく二つの点を感じました。

①この国の権力構造って一体どうなっているのだろう?ということです。我がヤベー首相が本質的な意味で我が国の権力を握っているとは、到底考えられません。「子どもを産んで国家に貢献して欲しい。」というアナクロニズム的国家観を披歴したスゲー官房長官でも勿論ありません。私はヌエのような存在だと思っていて、それは資本家分けても死の商人と言われている連中、資本と結びついて吸血鬼のように利権を吸い上げる一部政治家、政治家に入れ知恵をし姿を見せようとしな一部高級官僚、思想的には、皇国観を持っている極右翼潮流等々が、時には合体し、時には一部利益の相反によりいがみ合いながらも、対国民からの収奪では一致する、そういう集団だと感じています。ヤベー首相は、所詮彼らの捨て駒です。

 内橋氏は、次のように告発しています。

 「恐怖の政治を手にアジア開放論を唱えて人びとを戦争に狩り立て、しかし、戦後はいち早く地にもぐって再びの時をじっと待つ。そのような勢力が存在していることに疑いはなかった。彼らはこれからも人びとのすぐ隣に息を吹き返すことだろう。政治家、高級官僚はじめ上層の者たち、流れを仕組むエリートら、その二代目、三代目たち。彼らこの国を支配したものそして戦後も支配するもの・・・。」

 

②もう一つは、戦争体験は骨肉化しているということです。新聞の読者の投稿欄を読んで、戦争体験をしている人達が一様に言うのは、「良い戦争も悪い戦争もない」ということです。これは論理的に言えば間違っています。他国から侵略されればそれに対して戦うのは正義の戦争です。しかし、戦争の結果がもたらすものは、いずれにしても悲惨な犠牲を伴うということです。だから、戦争体験者はそう言わずにいられないのでしょう。私はそこからくみ取ることは、戦争にならないようあらゆる手立てをしなければならないということだと思います。今のヤベー首相には、そのことが決定的に欠けています。

 内橋氏自身である祐介は、戦争中の悲惨な体験は勿論のこと戦後も戦争に係わった人々を訪ね、戦争体験を反芻します。戦争体験は内橋氏の骨肉になっているのだと思います。

 内橋氏ですが、1932年生まれですので82歳と高齢です。三部作の二部まで完成していますが、三部作の完成が待たれます。

 最近ですが、次のように指摘しています。

 「安保法制を廃止する国民連合政府を成功させられるかどうか。議会制民主主義の形骸化に野党がどこまで危機感を共有できるかにかかっています。昨年の総選挙における沖縄の選挙協力は、米軍基地問題での強い危機感で生まれました。この経験をいま生かせなければ、野党は小党が乱立する永久野党になってしまいます。」

 

 

 

 

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