水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

総文祭

2018年08月10日 | 日々のあれこれ

全国高校総合文化祭 

 吹奏楽部門二日目 8月10日(金)5番 11:05演奏

 会場:松本キッセイ文化ホール(入場無料)

 曲目「ファンキー・ヘンズ」、ミュージカル「ヘアスプレー」セレクション

 応援ありがとうございました!!

 

 8月10日
 朝風呂、散歩、朝食。なんと贅沢な朝。
 朝食をとって、会場へ。楽器をおろし、余裕をもって準備。早々と駆けつけてくださった保護者の方とお話しする。来年みたく佐賀県とかだとさすがに大変だが、松本は近いといえば近い。
 とはいえはるばる応援にきてくださったみなさま、ありがとうございました。
 演奏は御覧になられた通りです。すっかりふっきれて、パワー全開でした。
 午後の演奏を聴きながら、全国各地にはいろんなバンドがあり、埼玉にいるだけでは知ることのできないものにふれることができた。
 演奏の締めくくりは、一年間にわたって準備してきたという長野県選抜バンド。長野県の吹奏楽というと、長野、屋代、美須々といった進学校がひっぱっているイメージがある。福本先生の棒と相まって見事な、思いのこもった演奏だった。ネットニュースなんかで、「○○が号泣!」みたいな記事があって、実際にはちょっと涙をにじませた程度みたいなことはよくある。では号泣とはどんなかんじか。そのお手本を、長野県選抜の「富士山(MontFuji)」を聞いたときに示してみたが誰にも見られなかった。2階最後列でよかった。
 アンコールの「宝島」が、上品かつノリがいいという、洗練された演奏。大丈夫かな、彼ら、この大会が終わって勉強など手につかないボーっとした日々を送るのではないだろうか。それもまた、よし。そんな高校生活を手に入れられた幸せはあとになってわかる。
 それは本校の生徒さんにも言える。ご縁と巡り合わせのおかげで、埼玉代表として貴重な経験をさせていただいた。運というしかないのだが、運も人としての実力のうちだ。この経験を自分の糧にできる力を、彼らはもっている。力のある人に運はもたらされるのかもしれない。
 閉会式の雰囲気にひたりながら、文字通り青春を捧げて準備してきた長野県の高校生たちの思いを感じながら、彼らと同じ空間にいられることの喜びを感じていた。全国から集まった見知らぬ仲間達とつかの間の一体感を感じることができた。コンクールや近場のイベントでは決して得られないものがあったことだけは間違いない。
 ほんとうに感謝しかない。

 

コメント (2)
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