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水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

懺悔ノート

2021年11月19日 | 学年だよりなど
1学年だより「懺悔ノート」


 『ユメタン』の木村達也先生は、灘高校を退職された後、全校各地で授業や講演を行われている。 英語の学習について、勉強に仕方について、高校生の生き方について、人生について……。
 そして生徒や保護者からのたくさんの質問にも答える。先週の山形県立酒田西高校でも、講演の後「単語の覚え方」「リスニングの伸ばし方」など多くの質問に答えたと書かれていた。


~ たとえば語彙に関しては、自分のメモ帳を作れと指示しました。
 動画でも同じことを言っていますので、参考にしてみてください。
 ただね、大事なことはこういったメソッドやコツじゃないんです。
 僕は同じことを言っているのです。講演でも授業でも動画でも。
 ところが、成績が上がる子と上がらない子がいます。
 それは「語彙力を身につけたければ、自分のメモ帳を作れ」にしても同じです。
 なんだかわかりますか。成績が上がる子と上がらない子の違いって。
 上がる子は、メモ帳をコンビニに買いに行くんです。
 上がらない子は、実践しないんです。
 あるいはもっと楽ちんな方法を探そうとして、ネットサーフィンするんです。
 上がる子はなににしても実践する子なんですよね。
 (木村達哉【KIMUTATSU JOURNAL】第230号)~


 先週、河合塾の宮坂さんのお話をきいた後、「懺悔ノート」を用意した人はいるだろうか。
 「模試は受けた後が大事」とみんなが言う。みなさんも言葉ではわかっている。
 実際にやったかどうかが、すべてだ。解き直したか、できなかった問題の解法を覚えたか。出来なかった問題をストックするところまで含めて、模試の「後」だ。ストックすべき問題は、コピーしてノートにはっておく。
 模試に限定せずに、覚えるべきことを一冊にまとめていた先輩を、昨年はかなり見かけた。


~ 勉強法がわからないって子はいないんです。みんなわかっているんです。
 「わからない」のではなく、もっと楽な方法がわからないだけなんです。 ~


 みんな、たぶんわかっているのだ。やればいいことを。ただし人間だから楽をしたい。
 勉強方法については、高校に入ってから今までに、相当量耳にしている。あとはやってみないことには、効果があるかどうかはわからない。楽な方法を探すのではなく、素直にやる、愚直にやる、コツコツやる、言われたことは試してみる。それしかない。
コメント
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