水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

自信

2022年06月03日 | 学年だよりなど
2学年だより「自信」




 夢を追ってチャレンジし続けることには、結果的にモテるという利点がある。
 目標に向かって努力し、試行錯誤を積み重ねる経験によって、自信が身に付くからだ。
 自信なさげな男子と、生きる力がありそうな男子とでは、冷静に女子目線に立ってみれば、後者がよさそうじゃないですか。推測でしかないけど。
 でもこの推測はかなり確かなようだ。




~ さいわいなことに、この20年の間に研究者たちは、自信の起源と性質についての新たな洞察を獲得し、それによって、自信とは何であるかを正確に説明できるようになった。
 自信とは、①自分の能力や、②直面することになるリスクを考慮したうえでの、何かに成功するだろうという現実的な期待のことである。
 ……能力があることで成功を予期し、喜んでリスクを取ることができる――車の運転でも登山でも、素敵な女の子に声をかけることでも同じだ。基本的には人生のあらゆる領域にこのことは当てはまる――モテにも。
(J.ミラー、T.マックス著 橘玲訳『モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた』SBクリエイティブ)




 もちろん、モテそのもの自信を得るには、女子に声をかけ、時にふられ、時にうまくいき……といった経験をふまえることでしか形成されない。
 しかし、女子は、男子が声かけ慣れしているかどうかの一点で、相手を判断するわけではない。
 無意識のうちに、様々な分野で君を判定する。総合力の勝負だ。
 人はすべての分野において自信を持つことなどできない。
 なんらかの分野で、自信をもって取り組める「何か」を身に付けて、総合力を高めればいい。




~ 女の子はそれぞれの分野について君の能力を判定するから、その分野についての君の自信がモテに影響することになる。君の脳内のギャンブルマシンはこのことを理解したうえで、モテのオッズを計算する。もし君に大きな強みがあれば――スポーツが得意とか、お金を稼げるとか、冗談が言えるとか、ワインを選べるとか、女性にひざまずけるとか――点数は上がるし、何か恥ずかしい弱点があれば減点される
 パートナー選びにおける自信とは、女の子が関心をもつ能力の分野それぞれについて、君がもっている自信の総和である。~




 ここで問題になるのが、では女の子が関心をもつ分野って何? ということだろう。

コメント
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