3学年だより「アスリート(2)」
アスリートになれるかどうかをを決めるのは、リピート力だ。
できるまで繰り返せる力。
できることをより確実にしていくために繰り返す力。
繰り返しているうちに、さらによくなるよう微調整をしていきながら繰り返していく。
ここまで繰り返していくとどうなるか。
脳内に変化が起きる。
~ 誰もが学びはじめは何回もつまづき、やり直します。一つひとつ意味をなぞる地道な努力が必要です。
この段階で活性化していたのが「背側部前帯状皮質」という脳領域です。この部位は、何かを間違えないように注意を払う役割があります。
しかし学びが進むと、こうした脳領域の活動は低下していきます。その結果、とくに気をつけなくても正しい手順で素早くこなせるようになります。
この段階で活性化するのが、後帯状皮質や左後下頭頂小葉といった領域です。
ここはボーッとしている状態での脳活動を司る部位です。
ここが活性化しているときは、手先はスピーディに動きながら前のことを思い出したり、先のことを想像できる余裕が生まれます。
いわゆる「スジがいい人」とは、注意を払い続ける状態からいち早く抜け出せた人を示すと言えます。
私たちは、勉強を通して自分の脳をつくり変えていきます。
あきらめず繰り返すことで、脳に新しい回路ができて、最初は高度に思えたことも、必ず鼻歌まじりでできるようになります。
それを信じて、勉強の最初の進みが遅い時期を切り抜けましょう。勉強の最初が辛いのは、誰だって一緒なのですから。(望月俊孝『本当の勉強法』すばる舎)~
どんな分野にも天才とよばれる人がいる。
たとえば音楽の世界で、若くしてコンクールに入賞し世界で活躍するプレイヤー。
しかし、彼らが幼い時から積み上げてきた練習量をきくと、この人はほんとうに天才なのか、むしろ努力家なのではないかと考えてしまうほどの練習量を積んでいる人がほとんどだ。
物心つくかつかないかのうちから、朝から晩までピアノを弾き続けるような。
結果的に彼ら彼女らが「天才」とよばれる存在になるのは、その莫大な練習量によって、脳そのものが変わっていくからだ。
もちろん、みなさんの年齢でも脳は変わる。ひたすら繰り返すことによって。
アスリートになれるかどうかをを決めるのは、リピート力だ。
できるまで繰り返せる力。
できることをより確実にしていくために繰り返す力。
繰り返しているうちに、さらによくなるよう微調整をしていきながら繰り返していく。
ここまで繰り返していくとどうなるか。
脳内に変化が起きる。
~ 誰もが学びはじめは何回もつまづき、やり直します。一つひとつ意味をなぞる地道な努力が必要です。
この段階で活性化していたのが「背側部前帯状皮質」という脳領域です。この部位は、何かを間違えないように注意を払う役割があります。
しかし学びが進むと、こうした脳領域の活動は低下していきます。その結果、とくに気をつけなくても正しい手順で素早くこなせるようになります。
この段階で活性化するのが、後帯状皮質や左後下頭頂小葉といった領域です。
ここはボーッとしている状態での脳活動を司る部位です。
ここが活性化しているときは、手先はスピーディに動きながら前のことを思い出したり、先のことを想像できる余裕が生まれます。
いわゆる「スジがいい人」とは、注意を払い続ける状態からいち早く抜け出せた人を示すと言えます。
私たちは、勉強を通して自分の脳をつくり変えていきます。
あきらめず繰り返すことで、脳に新しい回路ができて、最初は高度に思えたことも、必ず鼻歌まじりでできるようになります。
それを信じて、勉強の最初の進みが遅い時期を切り抜けましょう。勉強の最初が辛いのは、誰だって一緒なのですから。(望月俊孝『本当の勉強法』すばる舎)~
どんな分野にも天才とよばれる人がいる。
たとえば音楽の世界で、若くしてコンクールに入賞し世界で活躍するプレイヤー。
しかし、彼らが幼い時から積み上げてきた練習量をきくと、この人はほんとうに天才なのか、むしろ努力家なのではないかと考えてしまうほどの練習量を積んでいる人がほとんどだ。
物心つくかつかないかのうちから、朝から晩までピアノを弾き続けるような。
結果的に彼ら彼女らが「天才」とよばれる存在になるのは、その莫大な練習量によって、脳そのものが変わっていくからだ。
もちろん、みなさんの年齢でも脳は変わる。ひたすら繰り返すことによって。