折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

ちいさい鉢、もしかしたら

2006年03月09日 20時11分15秒 | 啓蟄
 
だんだんと夜が明ける時間が早くなって、ここにも春の訪れを感じます。
こちらが現在の日の出の時刻が6時30分くらい。
6時過ぎには夜が白みだすようになりました。

だから、出勤前にちょっと写真をと、眠っている花たちを起こすといけないので、
息を止めて酸欠になりながら、シャッターを・・・・押さずに取れたらいいのに。
カシャッ!
デジカメのこの音の止め方を知らないのです。
(兄ちゃん、教えてくれい!?)



知らぬ間にチューリップの芽、そして葉がずいぶん伸びて来ました。
もう1か月もしないうちに開花ですもんね。
上の写真で、花の色までわかってしまいそうな雰囲気です。




チューリップの写真を撮りながら、一つのちいさい鉢に気がつきました(右端)。
もしかしたら、これも「シラー」かもしれません。
記念に、今咲いている鉢といっしょに撮りました(でも、違ってたりして)。

クロッカスも、次第に開花が進んできているようです。
何度考えても、すごい!
忘れ去られようとどうしようと、マイペースで命を育んできたんですから。
こうした生きる力、見習わなければなりません。





(una poesia di oggi)

  きみが歌うクロッカスの歌も新しき家具の一つに数えむとする

                                     寺山修司

若い頃、スタートを切ったばかりの私たちのことなど、ふと思い出しそうな歌です。
寺山さんの歌は、いつも私たちの現実の泣き笑い、その一番近いところで歌ってくれています。

(追伸)
  先日、ここに出没(?)していた娘は、面接も首尾よく行ったらしくて、
  来月、院に進学することになりました。

コメント (10)
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