折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

ひとつの夢

2006年03月10日 20時06分34秒 | 啓蟄

朝の通勤時、冷気を中を聞こえてくる鳥の鳴き声に、
春の訪れを感じました。

うぐいすの高く澄んだ声
ひばりの天高くにぎやかなさえずり

春らしく、霞がかって、朝から穏やかな日和でした。

私の趣味の園芸に直接関係はないのですが(いや、あるかな?)、
ひとつささやかな夢があります。
私が育てた花を、できたら家内に一度描いてほしいなと・・・・。

結婚してから、もう何十年にもなりますが(少なくとも十何年ではないです)、
絵を描くことの好きだった家内から、
その時間=喜びをおそらく奪いっぱなしだったことが、
いつも頭の片隅に残っています。



先日、プリムラ・ポリアンサ・クラウディアの花殻を摘んでいましたら、
またまた、隣の健全花(?)まで摘んでしまいまして・・・・。
白にどこまでもうすいピンクの混じっている小さい花。

  バラ咲きって、ホラ、きれいやろ?
 
  繊細ね、絵に描きたい・・・・

そんな風につぶやいていました。



小さなコップの花瓶(?)に一輪を挿して、今もテーブルに。

時間ができたら、ほんとうに描いてほしいなあと、
いまの一つの願いです。
できたら、この花も・・・・それが一つの夢です。
コメント (17)
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