◇ 9月になりました。
携帯の目覚ましでは起ききれず、7時半頃にやおら(ガバッととも言う)起きて、
朝顔の様子を見に行きました。
一瞬、ヘブンリーブルーで埋め尽くされているような錯覚(寝ボケてるとも言う)。


□ ヘブンリーブルー

◇ 8月下旬から朝に咲く花の数が日に日に多くなってるとは気づいてました。
今朝が一番多かったのかもしれません。
夏至の直前に種を蒔いて約2か月ちょっと。
朝顔には、これだけ爽やかな気分にさせてもらいました。


□ 水月(すいげつ)

□ Firenze (Italia)
◇ 朝の顔という名前が、なるほどと肯けます。
これは今まで感じたことのない新しい感覚です。
来年は、淡いピンクの大輪を加えようと考えたりしています。


□ むらくも(上の2枚とも)


□ 桔梗咲き朝顔(2枚とも、咲かない日がありません)

□ 桔梗(ポットのままじゃ、かわいそう)

□ ラファエロ作「アテネの学堂」
(ローマ・ヴァチカン美術館)
◇ しだれ咲きの朝顔は、葉っぱが斑入りで、アイビーのコーナーに溶け込んでいます。

◇ ただ、反省もありまして…。
行灯造りならば、やはり最終的には1~3株に留めて置かないと収拾がつきません。
全体的なバランスの取れた美しさも求めようとするなら、かわいそうでも間引きです。



◇ さて、夕方の水遣りの頃(つまり、お昼寝≒爆睡のあと)のお話に飛びます。
またまた、あっという間に夕顔が開花しました。
ちょっと目を離した隙に、好きなようにされました。


(una poesia di oggi)
心あてに それかとぞ見る白露の ひかりそへたる夕顔の花
(源氏物語・夕顔)

白露が光をそえてひときわ美しい夕顔の花のようなお姿を拝見して。
(旺文社・古語辞典)


◇ まあ、夏の宵をこれほど清楚に爽やかで純粋な美しさで演出してくれるのですから、
あまり文句を言うもんではないですね、オトコのくせして…。


(una poesia di oggi)
寄りてこそ それかとも見め黄昏に ほのぼの見ゆる花の夕顔
(源氏物語・夕顔)

もっと近寄ってご覧になって、お確かめられたらいかがですか。
ぼんやりとしか見えないこの夕顔の花の姿を。
(拙訳です。古語辞典になかったので…)

◇ もう一つ、自分でも呆れてしまって、笑ってしまったこと。
何日前か、何週間前か忘れましたが、花壇の雑草(と見なした草)を抜いた折に、
このラベルを見つけました。

◇ 春に植えたはずなのに全然憶えがないし、肝心の本人(本草?)を確認できません。
そうしたら、このご主人さまをあざ笑うかのように花が咲きました。
ありがとう。
いや、私のために咲いてくれたとは思ってませんけど…ほんの気持ちたい!

◇ 夕暮れ、辺りが暗くなりかけている頃、また蕾を見つけました。
私の脚の十倍以上伸びたオールドローズです。
伸びるだけ伸びて、まだ花を咲かそうと言うんですから大したもんです。

□ フラウ・カール・ドルシュキ(Frau Karl Druschki HP)

◇ そして、6が逆さまになった9月でも、6月の花、紫陽花が…。


□ ヴァン・ゴッホ「夜のカフェ・テラス」(1888年)
※ お花のアップの後で、一日恒例の?カレンダーの貼付け忘れに気づきました。
月変わりの雰囲気でもと、辺りに散りばめています。