折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

今宵はあきらめた頃に、突然…。

2007年09月02日 23時16分06秒 | 処暑
  
◇ 今日は真夏日のうんざりする蒸し暑さの中、やっと草抜きができました。
  暑さにからっきし弱い、グータラ折節のことです。
  やっとテンガロンハット…とは程遠い麦藁帽子をかぶる気になりました。
  そんな中、私にエールを送っているのか、
  それとも冷やかに見て見ぬ振りをしてるのか…。
  いや、そんな失礼なことを申してはなりませぬ。
  ピンクの薔薇二つ、ひっそりと咲いていました。

     
    □ ヘリテージ(ER)花びらの数が少ないのは夏モードだから?

     
     □ コントゥ・ドゥ・シャンボール(Pol)は、春と変わりません。
       オールドローズの返り咲き(四季咲き)は、貴重だと思います。

◇ さて今日こそは、夕顔の開花の途中の様子を見たいと、草抜きの最中も
  この蕾を注目していました。

     

◇ いつもは明るいうちに突然のごとく開花して、目を離せない花だなあと思ってたのに、
  今日は暗くなって、水遣りしてても、ぜ~~んぜん知らん顔…。
  それがですね、通り過ぎてほんの数分、振り向くと、あれま
  もういい加減にしなさいよ
  だから源氏の君に…いや、止めときましょう。

     


◇ 夕顔のお嬢様の姿を彷彿させる純な花の色にしばし見とれては、
  その香しさにゆったりと安らぐのです…蚊に刺されたのも忘れるくらい

          


(una posia di oggi)

   光ありと見し夕顔の上露は たそがれ時の空目なりけり
                                      (源氏物語・夕顔)

     美しく光輝くように見えた、夕顔の露のようなあなた様は、
     夕暮れの薄暗さにまぎれたからか、私の見まちがいだったのでしょう
                                    (またも拙訳ですみません)

◇ パカラは、この頃よく私にくっついてきて寝ます。
  座椅子にすわってパソコンをしている私の後ろで、いつの間にか寝んねです。
  なんでこんな格好になるんだか… 

          

          
                 □ 寝返りしても、このままですよ
コメント (4)
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