今や世界が注目、英男子選手権

ダニエル・キーティングスの世界選手権銀メダルにより、英国ばかりでなく世界の体操界が注目することになった英男子選手権がおこなわれます（10月30日～11月1日・ロンドン）

・英体操連盟

会場はあのＯ２アリーナの近くだそうです。キーティングスは「この大会を非常に楽しみにしている。みなさんの温かい応援に感謝の気持ちを示す機会でもあるし、あらためて英国タイトルをめざしてたたかうことは自分にとって大きな意味があると思う」と話しました。連戦でたいへんですね・・・

ほかにもクリスチャン・トーマス、ダニエル・パービス、ルイス・スミスなどが出場。豪華な顔ぶれです。欧州では男女別々の日程、会場で国内選手権をおこなう国が多いですね。

絶対シャロン・ストーンに似てると思うんですけど！特にこの写真は！

バンゲルダー、五輪への道閉ざされる

6月にコカイン陽性反応が出て仮の出場停止処分中であるユリ・バンゲルダー（オランダ）の正式処分が決まりました。

・バンゲルダー、五輪出場不可能に（International Gymnast）

オランダ体操連盟の懲罰委員会は、検査の日にさかのぼってそこから一年間出場停止とすることを決めました。これにより2010年6月13日に競技復帰が可能となります。

じゃあ、ロンドン五輪（2012年）には出られるじゃん！と思うところです（私も思いました）が、そう甘くはなく、IOCの規定に

「6か月以上の処分を受けた選手は、次の五輪に出場できない」

というのがあるそうで、バンゲルダーの五輪への道は閉ざされたことになります。バンゲルダーは26日、「過ちは償わなければならない」とコメントしました。懲罰委員会は、

「この一件を警鐘とし、アスリートが薬物に手を染めないよう、必要なら助けを求められるようになれば」

と結んでいます。

・オランダ体操連盟

↑復帰可能日以降の大きな大会は2010年10月に地元ロッテルダムで開催される世界選手権であり、これには出場可能だということです。

コカイン使用の代償はあまりに大きかった・・・。