スイスカップ(11月6日・チューリヒ)出場者が追加発表されました。
・大会サイト
<スイス1>スタイングルーバー、ブラッガー
<スイス2>ケースリン、ユソフ
<南米>ロペス(ベネズエラ)、マリアーノ(ブラジル)
<ロシア>メルニコワ、イグナティエフ
<オランダ>トルスドティール、ドゥーロー
<ウクライナ>キスラ、ベルニャイエフ
イグナティエフ以外は全員すべてリオ五輪代表(イグナティエフも、本来は代表でした)
キスラ、ベルニャイエフのウクライナ組は、昨年のこの大会優勝ペアです
サミール・アイサイド(仏・26)のリハビリ風景
・Le Parisien
リオ五輪の跳馬で足を骨折。8月6日の「悪夢」が、今も目を閉じるとよみがえることがあるそうです。2012年ロンドン五輪の数週間前にやはり足を骨折しており、まさに悲劇の選手として扱われています
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現在はパリでリハビリ中。まだ走れませんが、松葉杖なしで歩行。チームメイトのオグリアーロが車で移動を手伝ってくれるなど、周囲の協力があるそうです。このあとボルト4個を抜く手術を受ける予定(時期不明)
さいわい経済的支援にも恵まれ、2020年東京五輪をめざして治療に専念。NBAのバスケットボール選手で、同様のケガから復活したポール・ジョージ(米)も応援の意思(経済支援ではなく、助言などだと思います)を表明しており、お互いに「ぜひ会いたい」と話しているもよう。
アイサイドは、アルジェリア系でフランス生まれのようです。
ルイス・スミス(英・27)が、「殺してやる」と脅されていると語りました
・BBC Sport
ラジオのインタビューにこたえたもので、イスラム教のお祈りを馬鹿にしたと受け取れる映像が公開されて以降、毎日ネットで「殺してやる」という脅迫を受けていることを告白。問題の映像については、
・友人の結婚式で酔っていた
・ディズニーの「アラジン」の曲を歌ううち、ふざけてしまった
・映像は、自分の道徳心を表したものではない
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ほかにもいろいろと言い訳じみたことを話しており・・・
・イスラム社会からの憎悪がひどく、恐怖を感じる
・自分は宗教にはきわめて無知
・謝罪したことで、一部のイスラム教徒は許すと言ってくれた
・自分だって人種的には少数派で、差別を受けてきた
・模範的な人物になることはたいへんむずかしい
・多くの過ちをしたが、そこから学んでいる
・子供のころADHD(注意欠如多動性障害)と診断された
・母子家庭に育ち、生活はきびしかった
など(よくまあこれだけ並べたものです)
これをきっかけに引退することは考えておらず、今は英国体操連盟の処分を待ちたいとしています。
リオ五輪で活躍したベリャフスキー(ロシア)が、インタビューにこたえました
・Udm-info
帰国後はイベントなどに引っ張りだこでまともに「休養」できなかったそうですが、しだいに(自分や周囲の)熱もさめ、普段どおりの生活に戻りつつあると話しました。代表本拠地ラウンドレイクで、通常の練習を再開しているそうです。
将来は自分のジムで選手の育成をしたいと真剣に考えていると話しました
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日本については、もはや遠い存在ではなく十分対等にたたかえるとし、4年後は(団体)金メダルも可能かと聞かれ、「もちろんだ」と答えました。
国からメダルの「ごほうび」として贈呈されたBMWは(すぐに売り飛ばす選手も多い中、)実際に乗っているということです
先日公開された故ニコライ・アンドリアノフ氏(旧ソ連、ロシア)の銅像の除幕式がおこなわれました
・ロシア体操連盟
故郷ウラジミールで。きちんと台の上に設置され、市民らが偉大な選手の功績をたたえました。
ククセンコフも出席したようですすごく寒そうです