FIGの副会長は投票の結果、以下の3名に決まりました
・FIG
バシリー・チトフ(ロシア)
ネリー・キム(ベラルーシ)
羅超毅(中国)
立候補は7名。1回目の投票でチトフ氏だけ決まり、2回目であとの2名が決まったようです(なかなかややこしいです)
落ちたのは豪、独、スウェーデン、ベネズエラ。今のところ、意外と欧州にかたよらない傾向。
----------
羅超毅(LUO Chaoyi)氏は中国体操協会主席。リオ五輪直後には、「中国への採点について疑問が残る」としていましたが、後日の会見では涙ながらに「期待にこたえられず申しわけない」と話した人物。FIGが選んだ審判のせいで負けた、と断定することは、まずいと思ったのでしょうか・・・
FIG会長選での渡辺守成氏の大差の勝利で、欧州が結束していなかったことが明らかに・・・
・Inside the Games
記事によりますと、
・渡辺氏は確実にアジアの票を獲得した
・欧州の票はばらついた(大半が渡辺氏へ)
・情報によると、アフリカ数か国はゲルゼック氏に投票したらしい
ゲルゼック氏は、「欧州票のばらつき」が敗因であると述べました。
前日のパーティーはただの飲み会だったのか・・・
----------
当選後のスピーチで渡辺氏は、
"Together, we can be the king of sports." (力を合わせ、スポーツの「王」をめざそう)
と述べました。かっこいい~
オーストラリア、ニュージーランドが主導し、「オセアニア体操連合」(OGU)を発足させる動き
・Inside the Games
アジア体操連合(AGU)、欧州体操連合(UEG)などと同様の組織を作り、2020年東京五輪までにFIGから承認されることをめざすそうです。加盟国は、
オーストラリア、ニュージーランド、
サモア、クック諸島、フィジー
の5か国が中心。ほかにグアム、トンガ、パプアニューギニアの加盟が期待されるとしています。こうした組織は、今回のようなFIG総会の前に会合を開くことが一般的。発足に際しては、FIGから資金援助を受けるそうです
現在のところオーストラリア、ニュージランドはこうした特定の「連合」に所属していません
国際体操連盟(FIG)の新会長に、渡辺守成氏が就任へ
・FIG
FIG総会(18日~20日・ヒルトン東京お台場)で19日午前、投票がおこなわれ、
渡辺氏 100票
ゲルゼック氏 19票
・・・で、渡辺氏が新会長に決定しました任期は2017年1月1日から4年間。第9代の会長となり、欧州以外では初。
意外なほどの大差ちなみに10歳近い年齢差(渡辺氏57歳、ゲルゼック氏68歳)でした。
おめでとうございます
FIG総会(18日~20日・ヒルトン東京お台場)を前に、欧州体操連合(UEG)のメンバーが集まり、結束を図りました
・UEG
現会長のグランディ氏(伊)を囲み、会長候補のゲルゼック氏(仏)が結束を呼びかけるスピーチをおこないました。19日(時刻不明午前)に結果が判明します。