北園丈琉選手の来季加入で注目される、徳洲会体操クラブの「改革」に関する記事
・Number
これは良記事まず、普通は書きづらい、このところ国際大会代表をほとんど出しておらず結果もパッとしないことを厳しく指摘。さらに米田功監督による改革が具体的に紹介されている(私は、具体的でない文章が大ッキライなので)たとえば、
・白井健三を勧誘して断られていた
・一軍、二軍に分けていて、一軍は約10人まで。格差もつける
・管理栄養士と契約し、食事に気を配る
・高卒年齢の選手加入を促進
・(大学に進学せず加入した)石澤、岡はたまに古巣に帰って練習している
など、知らないことばかりでした。それにしても、米田さんはアテネ五輪からあまり変わりませんね
大会も合宿もないのでネタがないワケですが・・・
そんな中、異例の長期海外合宿をおこなっているブラジルチームは、メンタル面の強化にも取り組んでいるそうです
・ブラジル体操連盟
ポルトガル合宿に同行している心理学者(メンタルコーチのようなものだと思います)が、メンタル面の強化の重要性などについて語りました。内容はあまり具体的ではなく、英語でいう、
”mindfulness”、”self-regulation”
がキーワードのようですが、どちらも日本語にしづらいもので・・・まあ専門家の指導のもと、何らかの心理的トレーニングをおこなっているということかと思います。
若手のソアレスによると瞑想の時間をもったようですし、サライバによると(たぶんメンタルコーチと)一対一の面談をしたようです。
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たいしたネタでもなかったので、ブラジル関連のおすすめ過去記事をご紹介してごまかしておきます
・ブラジル女子、ケガ人の多さが露呈
・ヒポリト、引退撤回か?
スペインの男子選手2人が、同じ日に手術を受けました
・スペイン体操連盟
ザパタ(写真右)は左足首の滑膜切除手術で、全治3か月。痛みに耐えて東京五輪に臨む予定でしたが、五輪の一年延期で手術を決断したもの。チームの理学療法チームやクリニックの医師らと相談の上、決めたとしています。
タロン(写真左)は右肩の関節唇を除去する手術。昨年左肩を同様に手術してうまくいきましたが、今度は右肩に同じ症状が出始めたそうで、手術に踏み切ったもの。こちらは全治5か月。
関係者によりますと、2人とも万全の状態で来季を迎えられるとしています。
スペインは男女とも五輪団体出場を決めています
シャロン・オルセン(カナダ・20)が東京五輪出場をめざし、地元バンクーバーで練習中
・カナダ体操連盟フェイスブック
リオ五輪代表。現在は米国アラバマ大の学生としてNCAAで演技しながら、(米国女子とは異なり)カナダ代表も兼ねています。が、二度目の五輪出場へ向け、帰国しバンクーバーで練習をおこなっているそうです。NCAAはたぶん新型コロナウイルスの影響で体操の競技はおこなわれていないと思います。世界一感染が深刻な米国から、カナダへの入国は制限されていたはずですが、解除されたのか、特例扱いか、よくわかりません
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昨年の世界選手権(シュツットガルト)のカナダ女子代表。
エリザベス・ブラック
ブルックリン・ムーアズ
アナ・パデュラリウ
シャロン・オルセン
ビクトリア・ウー
補欠 イザベラ・オニシコ
オニシコが補欠という層の厚さで、団体予選5位、決勝7位でした。
9月にクロアチアで予定されていたプラチナ杯(9月17日~20日・オシエク)の、中止が決定しました
・クロアチア体操連盟
シニアとジュニア男女による種目別の大会。主催者側は何としても開催しようと最後まで努力しましたが中止を決定したもの。世界的な新型コロナウイルス感染の状況が悪化していることが理由で、選手の健康を最優先にした苦渋の決断だったとしています。
従来のW杯オシエク大会(6月予定)が中止になり、名前と形式を変えて9月に開催する考えだったようですが、それも叶いませんでした
この調子ですと、12月の欧州選手権(バクー)もむずかしいのでは・・・
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各国の感染状況
クロアチア アゼルバイジャン 日本
感染者累計 約 8,300人 約 35,400人 約 62,500人
治療中 約 2,200人 約 1,800人 約 12,000人
死者累計 約 170人 約 520人 約 1,200人
人口 約 410万人 約 1千万人 約 1億3千万人
治療中(感染中)の人数では、だいたいクロアチア80位、アゼルバイジャン85位、日本40位ぐらい。
この中ではアゼルバイジャンがもっとも落ち着いてきています。