東京五輪出場ワク(男子)まとめ
男子は2019年世界選手権(シュツットガルト)の種目別3位以内になって出場を決めた選手が12人と多く、その分、女子より個人総合ワクが減りました。
日本は1か国最大の団体(4)+個人(2)の6ワクを獲得。そのうち1ワクを独自に「種目別ワク」と定め、内村航平に決まったというワケでした・・・(やっとわかった)
「ワイルドカード」はロシアから国籍をうつしたペトロフ(アルバニア)。本来、このワクに有名選手を選ぶことはないので、意外でした
東京五輪の最後の出場ワク「ワイルドカード」は、
レーガン・ルティ(ケイマン諸島)
マトベイ・ペトロフ(アルバニア)
に決まりました。ペトロフ(元ロシア国籍)はなじみの選手ですが、ルティは・・・
・Gimnasia Latina
・2002年1月14日生まれの19歳
・ケイマン諸島生まれ
・祖先も古くからケイマン諸島
・15歳で渡米。テキサス州に渡る
・現在はテキサス在住
・シニアデビューは2018年コモンウェルス・ゲームズ(ゴールドコースト)
・2019年世界選手権(シュツットガルト)では個人総合予選158位
・2021年パンアメリカン選手権(リオデジャネイロ)では個人総合35位
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ルティ選手の喜びの声。「ケイマン諸島初の五輪体操代表になれて夢のよう」「4歳から体操をやってきた甲斐があった」などと話しています。
・Cayman Compass
ケイマン諸島はジャマイカの近くの島国で、人口約5万3千人。東京五輪代表は、陸上、競泳と合わせて、これで3人になったそうです。
東京五輪出場ワク(女子)まとめ
・FIG
注)
・「USA」「CHN」など国名だけのワクは、各国が自由に選手を選べます
・表の形式など、今後修正を加えることがあります。
・番号はFIGのものと一部変えてあります。
やはり北朝鮮辞退で繰り上がったのはメガン・ライアン(アイルランド)でした
種目別ポイントによる東京五輪出場者が正式に決定しました
・共同通信
・International Gymnast
種目別では日本から、
芦川うらら(18・平均台)
亀山耕平 (32・あん馬)
W杯ドーハ大会(23日~26日)の跳馬で米倉英信が優勝した時点では、「米倉が五輪決定」の報道がありましたが、今大会跳馬で5位だったシン・ジェーワン(韓国)のポイントが米倉を上回ったようです。複雑すぎてさっぱりわかりません
そのほかの種目はこちら(過去記事)
米国女子の補欠がわかりました
ケイラ・ディチェーロ
カーラ・イーカー
エマ・マラブヨ
リアヌ・ウォン
USA Gymnasticsのツイッターで紹介されています。帯同するのは誰か不明。
文化の違いなのか、補欠も ”Congratulations!” と紹介しています。日本では補欠におめでとうとは言いませんよね・・・
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名前の発音を調べるために代表選考会(ミズーリ州セントルイス)の映像を見ましたが、会場はほぼ満員。マスク着用率は5割ほど。
休養中の都知事に代わりまして(?)私が報告させていただきますと、最新の新型コロナ新規感染者は1日当たり
ミズーリ州 655人
東京都 317人
東京都の人口はミズーリ州の2倍強。ですが・・・もうたいしてあちらは気にしていないようです。歓声などの制限もなく、大いに盛り上がっていました