今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

人名録にノミネート?

2008年03月12日 | 生活
今朝、Marquis Who's Whoという所から、英文のメールが届いた(”Who's Who”というのは人名録)。
なんでも、私が「Marquis Who's Who」の2009年版にノミネートされたので、自分の情報を送れとのこと。
まずは、よくある国際的スパムの一種かと思ったが、銀行口座を教えろなどとは書いておらず、内容が内容なので、”Marquis Who's Who”でググってみた。

ヒットしたのは、本体のサイトと私と同じ体験をした人のブログが数点。
それらによると、ちゃんとした、いやそれどころか世界的に有名な人名録ということだ(日本では有名でないが)。
でもブログの作者たちは、一様に「なんでこの自分がノミネートされたの?」っていう感想。
「自分なんかが載るようでは、人名録として価値が下がるのでは」とも。
私も同意見。
自分は国際的はおろか、国内的にも活躍している訳ではないのに。
でも中には「あのMarquis Who's Whoに掲載されました!」と誇らしげに語るサイトもある。

思い当たるとすれば、独立行政法人科学技術振興機構がやっている「ReaD」なる研究者情報のデータベースに英字名も含めて登録しているくらいか。
そこには、昨年でたった30名ほどが私の欄にアクセスしたらしい(このブログの閲覧者の1日分にも満たない)。
でもそこはいかにもお役所的で、勤務先と専門分野1つの欄しかなく、自分のオリジナリティをアピールできそうもないので、我が情報の更新もサボり気味。

誰かについて情報がほしい場合は、今だったらまずはググるしな。
だから世界に自分をアピールするには、自分のサイトをもつことが重要(論文も英訳して載せるのがベスト)。

それでMarquis Who's Whoだが、応答した人のブログによれば、ノミネートのために記載するリストが面倒で、何度もやりとりするらしい。
こういう公的データベースって、入力欄が少ないなら少ないでデータベースとしての利用価値を疑うし、多いなら多いで(しかも外国語)入力に面倒を感じる。
自分が作った「作法学」って日本語でも造語だから、英語でも"mannerology"とか通じない単語を使うしかないし。
作法学がきちんとするまで、まだ自分を世に出す状態でないしな。