今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

またも弘法の湯

2008年03月20日 | 
2月に行った伊豆長岡の「弘法の湯・長岡店」が気に入ったので、1ヶ月後の今回は、同じ温泉地にある同系列の「弘法の湯・古奈本店」に泊ってみた。

長岡温泉は東京から気楽に行けるのがいい。
新幹線を使えば、東京から三島まで60分で、プラス伊豆箱根鉄道で30分弱。
在来線のグリーン車と較べて(ロングシートの普通車両に乗る気はしない)、こだま自由席だと、700円ほど高くつくが、席の快適度は同じで、所要時間は半分で済む(=家を出る時刻を1時間遅くできる)。

おっと、比較したいのは「弘法の湯」の方だった。
両店とも、料金・風呂の種類・入浴時間・食事などの基本的なサービス内容は同じ。
室内にある利用案内を開いたら、「特にお願い」事項として、従業員に付け届けや土産類は御遠慮願うという注意書きがあった。
この宿は連泊者向けだから、それだけ、人的サービスのよさ(むしろ控えめなんだが)が身にしみるのだろう。

だが、私にとっては、長岡店とは歴然と差がついてしまった。
まず客室。
ネット予約の際、本店は1人客用が4畳半とあったから、(狭い部屋は嫌なので)500円ほど上乗せして、あえて広めの部屋(6畳)をとった。
それでも長岡店の8畳+椅子の間には及ばない。
室内の洗浄器つきトイレや空の冷蔵庫などは差がないが、畳はイグサでない安物で、テレビも16インチと小さい。

長岡店は、既存の(廃業した)旅館を再利用したようで、客室もちゃんとした旅館のそれだが、こちらの部屋は、事務的な部屋を客室にしたらしく、情緒もへったくれもない(公的保養所によくある雰囲気)。

浴室もこちらは浴槽が1つしかない(別に混んでなければそれでもいいが)。
なんといっても私の評価に響いたのが、「ストーンセラピー室」利用が別途有料とのこと(1回500円)。
あの部屋で居眠りするのが楽しみだったのに…
また、無料のマッサージ機は日帰り客の休憩室にあるため、夕方までは混んでいるし、そのうち2台は故障気味だった。

こちら店の利点は、長岡駅に近いことくらいか(逆にバス停には遠いが…)。
基本サービスは連泊湯治向けでリーズナブルなので、最初に本店を使えば、こちらのリピーターになるかもしれないが、私はあっちにする。