今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

谷中撮影散歩:新品のデジカメで

2010年09月11日 | 歳時
連日の図書館通いの成果で、今月締切の論文原稿もほぼ提出状態にもっていったので、
土曜の今日は、買ったばかりのデジカメに使い慣れるため、近所に撮影散歩に出かけた。

高校時代写真部だった私が手にするデジカメは、
本格的なデジタル一眼ではなく、手軽なコンデジ。
その中でもサンヨーのXactiを気に入っている。
静止画と動画を半々に撮るにはこれがいい。
しかもコンデジの中ではレンズが大きめ。

数年間使っていた旧機種が壊れたので、新品を買った。
(これで3台目、耐久性にちょっと難ありか)。

ちょうど秋祭りの時期なので、神社に行く。
ただ私は人間スナップよりも落ち着いた風景写真が好きなので、
あまりシャッターを押す気にならず、
さらに谷中の街まで足を伸ばす。

撮る時は、オート撮影をした後、マニュアルで絞りを変えて幾度かシャッターを押す。
さらにこのデジカメと比べる意味で、7月に買ったMINOXのトイカメラでも同じ風景を写す。

谷中の散歩ついでにカエルグッズの”かえる屋ケロリン堂”に立ち寄る。
カエルと自己像がダブっている私にとっては、こういう店は必要。
カエルが気持ちよさそうに温泉につかっている絵の
Tシャツ(2500円)と同じ絵のトートバッグ(1990円)のどちらを買おうか迷う。
その場では決め兼ねるので、一旦店を出て、散歩を続ける。

歩きながら、温泉場でカエルのTシャツを着ている自分の姿と、
カエルのトートバッグを持って行く姿を想像する。
その結果、メッセージ性の強いTシャツは実際には着て歩くにはつらいことを、思い出した。
トートバッグを買いに再び店に入る。

こういう寄り道をして、数ヶ所でシャッターを押し、
帰宅してパソコンにつないだ。

まず驚いたのは、解像度がぐっと高くなったので、
たとえば1400万画素で撮ると、普通の風景の中のポスターや説明板の字が読めるのだ
(右写真の右にある御輿の説明板の字が読める)。
今までは説明板だけを余分に撮っていた。
このカメラの最高レベルは1600万画素だから、もっとすごいかもしれない。

あと、撮影時のこまかなデータ(シャッター速度、絞り値、感度など)が再生時に確認できるので、
マニュアルで絞りを変えて撮り比べた結果の確認に便利。
さらに良かったのは、MINOXに入れていたSDカードをXactiに入れると、
MINOXでの写真はもちろん、その撮影データまでもが表示される点。
MINOXの方はシャッター速度など撮影データがまったく表示されないので、参考になる。
もちろん、両カメラでの画質の差異は言及するまでもない。

ただ画素数が多いとファイル容量が大きくなってしまうのが痛しかゆし。
撮影時は大きめに撮って、保存時に圧縮することにしよう。

それから自称500万画素のトイカメラMINOXをどういう役割にするか、
首からぶら下げるアクセサリーで終るか、
使い道を考えなくては。