今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

2024年元日の地震

2024年01月01日 | 歳時

2024年の元日は、例年通り新湯で湯垢離をして、和服に着替えて近所の神社に初詣のつもりだったが、
昨日から風邪をひいているので、湯垢離で身体を温めた後は、外出を控えた。
※:1月1日終日が元日、それに対して元日の朝だけが元旦。元旦=元日と誤解している人が多い。あえて元旦と言わずに素直に元日と言えばいいのに。

その後は例年通り、烏帽子・直垂(ひたたれ)姿となって、弟一家を交えて屠蘇(とそ)の儀(式三献)。
そしてお節料理を肴に、この三日間は真昼間から酒を飲む。

宴が終わって、のんびり読書でもしようかと思ったら、家が揺れている。
立っていた母が気づかないほどだったので揺れは大きくない(震度2)が、やたら長い。
この長さは、3.11を思い起こす。
急いで テレビをつけ、 NHKに合わせる。

すると震源地は、かなり離れた能登半島。
震度が最高度の7になっている(すぐには被害状況が不明でも、しばらくするとそれなりに出てくる)。

津波警報が発令され、テレビの女性アナウンサーは、避難を呼びかけている。
地震が続いているようで、津波警報が大津波警報がランクアップされた。
すると女性アナウンサーは、「今すぐ逃げて!」と声を張り上げる。

津波に対しては、「逃げる」以外に方法がない。
気象災害でよく使われる「命を守る行動を…」ではダメで、具体的な行動を示さねばならない。
なのでこのテレビからのこの指示は正しい。

ただ、1箇所気になったのは、「できるだけ遠くに」と形容していた点。
大津波警報で5mの津波が予想される場合、海岸部の人は、海抜5m以上の地まで逃げなくではならい。
海岸部に平野が広がっていたら、”遠く”に逃げている最中に津波に追いつかれる。

正しいのは、「遠く」ではなく「高く」。
夜の番組では、ここがきちんと訂正されていた。