本日に日付が変わったばかりの0時29分、愛知県日進市の私設「日進気象台」で露点温度が0℃に下がった(その後はやや上昇)。
気温は、その後の明け方に最低となったがこれは放射冷却による降下で、愛知に寒気が入り切ったのは8日0時ということになる。
ちなみに東京文京区の私設「本駒込気象台」ではそれより前の7日の夜に露点温度の極小値1℃に達していた(木枯らし1号)。
北からの寒気は緯度の高い東京の方が早めにやってきたことがわかる。
でも愛知の方が露点温度が1℃分低いのは、愛知は日本海側からも寒気(伊吹おろし)が入りやすい地形のため(実際、その時の風向は北西風で伊吹おろしだった)。
露点温度は可能な最低気温の指標なので、0℃ということはいよいよ冬の空気が入ってきたことを意味する。
露点温度が10℃を割ったのは10月20日(→記事)。
これが秋の到来だった。
来週は一時的に南から暖気が入るようだが、短い秋は終わりに近づいている。