毎年、この時期に年賀欠礼の喪中はがきが届く。
同じ人から2年連続で届いたこともある。
私とその知人たちがともに歳を重ねるにつれ、喪中の対象が変化していく。
昔あるいは、最近でも教え子の場合は、「祖父・祖母」ばかりだったが、
そのうち「父母」すなわち親(義理の親)の喪中が中心となった。
大抵は父→母の順で、「母」の場合は90過ぎが多くなった印象。
親の死を迎えることは必然だが、昨日届いた喪中はがきは対象が「妻」だった。
配偶者の死の知らせは心が痛む。
すでに子は独立しており、彼はマンションに転居した(単身生活を送るのだろう)。
そういえば昨年は「子」(娘)があった。
しかも亡くなったのは1月。
しばらく正月を祝う気持ちになれないだろうな。
かように、歳を重ねるにつれ、間接的ながらも、人の死に接することが多くなる(それに対して誕生が少ない)。