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悼む人 天童荒太
直木賞を受賞して注目された上に、映画「おくりびと」のオスカー受賞で再び脚光を浴びた本書、評判になりすぎていて本屋さんで買うのも躊躇われたが、読まないで済ますこともできないので、読んでみた。作者の作品としては「永遠の仔」「包帯クラブ」に次いで3作目になる。本書の主人公の行動は理解に苦しむものだが、その「理解されない」こと自体を話の中心に据え、それが少しずつ回りに波紋を投げかける様を丁寧に書いている。主人公とそれぞれ違う関わり方をする3人の視点でスト-リーは展開されていくが、途中で本当の主人公はこの3人の方なのだという気がしてきた。4つの福音書を書き手のストーリーとして読むのと似たようなことになってしまい、作者の意図とは違うかもしれないが、そういう意識で読んだ方がより面白いように思った。(「悼む人」天童荒太、文芸春秋社)
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