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われ笑う、ゆえにわれあり 土屋賢二

最近読み始めた著者のエッセイの3冊目。著者の最初の本ということで、どのような内容か、最近の本とどのように違うのか興味があったのだが、驚いたことに、自虐ネタと恐妻ネタという2大テーマはかわっていないということが判った。つまりは何十冊もある著者の本は、終始一貫してこのネタだということになる。それでも読んでいて面白いのは、それが判るようになるころには、既にそうした話を読むのがクセになってしまっているということで、それはそれですごいことだと感心してしまった。(「われ笑う、ゆえにわれあり」 土屋賢二、文春文庫)

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