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世界でバカにされる日本人 谷本真由美

外国から見た日本や日本人の負の部分、全体的にそういうこともあるかなぁという感じのエピソードが多いが、それらを知っておくことにも意味はあるだろう。特に性差別や過剰サービスの問題については、過剰な期待ばかりが先行しがちな2020年の東京オリンピックを控えて知っておいて損はないと思う。最後の他国同士のからかいあいのエピソード集は、日本への悪口も色々ある中の1つということで、それまでのやや偏った見方に対する反感を中和させるために書かれたような気がして、そういうところに気を使わなければ行けないところが日本の問題の1つなのかもしれないと感じた。(「世界でバカにされる日本人」 谷本真由美、PLUS新書)

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映画 祈り

幻の名作ということで見に行った。映像美という部分は十分に伝わってきたが、それ以外ではどう理解したら良いのか全く自信が持てないまま終了。宗教というものの成立理由、全く違う宗教の集団との共生について大いに考えさせられたのが救いといえば救いかも。確固たる宗教心を持っている人はこの映画をどのように見るのだろうか。

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