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極夜行 角幡唯介
第一回本屋大賞ノンフィクション部門の受賞作とういことで、早速読んでみた。結論から言うと、これまで読んだノンフィクションの中でも最高に面白かった。読み始めたところでは、約4か月の極夜体験といっても、そういうところに住んでいる人もいるのだから、それでどのくらいの冒険になるのかなぁ、結構地味だなぁなどと思ったりしたのだが、次第に予想をはるかに超えるものすごい冒険だったことが明らかになる。氷河超えで遭遇するブリザード、暗闇の中での氷原、ツンドラ地帯超え、事前に食料を備蓄しておいたデポへの白熊の襲撃など、自然の猛威が著者を襲いかかる。そんな中で著者が考え、感じたものはまさに前人未踏の冒険だ。著者の脱システム化という冒険の本質が読者に痛いほど伝わる。人間が極限状態で何を思うのか、昼、夜、太陽、月、星、光、闇の本当の意味とは何か、冒険の最後に著者が思ったことは何か、最後の最後まで感動的な一冊だった。(「極夜行」 角幡唯介、文藝春秋)
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