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ブルース・ハーウッド サイン  バイヤー Xーファイル

TVドラマ「Xファイル」シリーズで時々顔をだす中年おたく3人組の1人、バイヤーを演じるブルース・ハーウッドのサイン。シリアスな内容の多い同シリーズのなかでコミカルな部分を演じる3人組だが、エピソードによっては重要な役割を果していた。西洋では、サーカスなどで、息の詰まるような緊迫したアクロバットの最中や合間にピエロがでてきて、ちゃかすような仕草をしたり、皮肉っぽいことを言ったりする。西洋ではピエロが非常に知的な職業とされているということを聞いたことがある。一方、シェークスピアの戯曲等でも、専制君主のそばに仕えていて、誰も言わない君主に失礼な本音を口にする「休廷道化師」と呼ばれる人物がでてくることがある。西洋にはこうした「笑いのなかに真実を盛り込む」ような伝統があると思われるが、Xファイルにおける3人組もITの知識などがずば抜けているという設定になっており、そうしたことと一脈通じている気がする。
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