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ベス・バウアー ウエア ゴルフ

若手女子プロゴルファーのベス・バウアーのコレクティブル。アメリカで人気のある選手なのだろうが、彼女のコレクティブルは、超有名選手並みに種類も数も多いような気がする。彼女自身の優勝回数や賞金ランキングなどはたいしたことはないのだが、コレクティブルが多いというのは、それだけ人気がある(需要がある)ということだ。彼女程度の実績の選手は他にも数多くいるので、彼女のコレクティブルとしてはサインが1枚あれば十分という感じだが、なぜ私の手許に残っているのか? このシリーズは、背景の色が地味でパッとしないのと、デザインがごちゃごちゃしているので、あまり人気がないのだが、このコレクティブルは、使われている布地部分が派手なので、それなりに見栄えのするものになっている。そうした「良さ」があることが、かろうじて手許に残っている原因だと思う。
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「怖い絵」で人間を読む 中野京子

少し前にNHKで「怖い絵」という番組をやっていて、大変面白かった。本書はその番組のテキストを再編集・加筆して書籍化したものだ。番組は5、6回のシリーズだったが、そのうちのいくつかを見逃してしまったので、見られなかった分だけでも読もうと思って読んでみた。
 読んでみて思ったのだが、テレビでみた部分も本で読むほうがやはりテレビで見るよりも内容が数段深くて面白い。圧巻は最初の「運命の章」だ。ベラスケスの肖像画に秘められた様々な秘密を知るにつけ、その絵の本当の怖さが心に迫ってきて、それはもう衝撃的といってもよいほどだ。「芸術は、先入観なくその作品と向き合い、絵そのものを見るべき」という考え方に対する著者のアンチテーゼは、本当に説得力を持っている。本論で述べられている絵が2ページ見開き、解説つきで掲載されているのも、読者に対して親切で大変有難い。美術の啓蒙書として稀有な良書だと思った。(「『怖い絵』で人間を読む」中野京子、生活人新書)
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秘密諜報員ベートーヴェン 古山和男

トンデモ本のような題名だが、中身は至って真面目な本で、精緻な歴史的背景や資料の考察による仮説が述べられた学術書だ。ベートーヴェンの有名な「不滅の恋人」の手紙が政治的な意図を持った暗号だったという著者の主張する仮説を信じるかどうかは別問題として、ナポレオンが登場した後のヨーロッパという時代の一面を教えてくれているという点だけでも、本書の価値は本物という気がする。ちょうど先日読んだ哲学者カントの登場する「純粋理性批判殺人事件」も、旧体制側からみたナポレオン登場の恐怖という時代背景が描かれていたが、本書も別の視点からナポレオン登場の西洋史上の意味を考えさせられる。本書のなかで、「ベートーヴェン氏、どこどこの町に滞在」といった新聞記事が何度か引用されているのをみてびっくりした。ベートーヴェンというのは当時からそんな名士だったのか、ということに驚いたのと、そんな当時から有名人だったベートーヴェンの手紙の謎がいまだにわからないということ自体、その手紙を単純なラブレターと考えることが間違っている証拠ではないかとさえ思える。(「秘密諜報員ベートーヴェン」古山和男、新潮新書)
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マーク・カルカベッキア ウエア ゴルフ

ベテランの男子ゴルフ・プレーヤー、マーク・カルカベッキアのウエア。ちょうど50歳になるプレーヤーで、ここ数年は爆発力のようなものは少しなくなってきてはいるが、女子ゴルファーのインクスター同様、時々元気なプレーを見せてくれる選手だ。こうした名選手が、油の乗り切った選手や、石川遼選手のような若手選手と一緒にプレーするところを見られるのが、ゴルフという選手寿命の長いスポーツを観戦する際の大きな楽しみであるのは確かだ。それにしても、彼などは随分昔から活躍している往年の名選手といった趣きだが、自分より年下というのが、不思議な気がする。
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蒼路の旅人 上橋菜穂子

我が国最高のファンタジー小説と称される「守り人」シリーズの第6作目。シリーズは本書を含めてあと2作、いよいよ佳境といったところだが、本書と最終話の3部作の合計4冊は完全に1つの作品であり、本書の位置づけは、宣伝文句にもあるように、最終章3部作の「序章」ということのようだ。
 これまで、このシリーズは文庫化されたタイミングでゆっくり読んできたが、さすがに今度はそうはいかないだろう。本書を読み終わった段階で、次の作品の文庫化をゆっくり待つというのはほぼ不可能だ。続きがどうなるのか、主人公チャグムの運命やストーリー展開が気になるからだ。
 それともう1つ、このシリーズの特徴はバルサとチャグムという2人の主人公がいて、バルサが主人公の話は題名が「‥守り人」、チャグムが主人公の場合は題名が「‥旅人」という風に使い分けられていることである。本作の流れからいくと最終話の主人公は当然チャグムのはずなのだが、「‥守り人」という題名がつけられている。これは何を意味するのか。当然ながら、第一作以降別々の道を歩んでいた2人の主人公の話がどこかでつながることを意味しているのだろう。第1作で一緒に登場した2人がどのように最終話で係わり合うのか、そこが最終話の最大の楽しみであり、最終話を文庫化まで待てない最大の理由だ。(「蒼路の旅人」上橋菜穂子、新潮文庫)
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ジュディ・インクスター ウェア GOLF

女子プロゴルファー、ジュディ・インクスターのウエアをあしらったコレクティブル。彼女のサインはすでに紹介済だが、このシリーズはデザインがしゃれているので、タイガー・ウッズなどの大物のコレクティブルを手許に残している。メジャー7勝の実力派で、今年でちょうど50歳。2006年頃からメジャーで優勝に絡むような活躍はできなくなっているが、それでも最近宮里藍と同じパーティーでステディなゴルフを見せるなど、時々プレー姿が見られるのは楽しい。
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バッファロー・ビル 

バッファロー・ビルのカードである。何の変哲もないカードだが、バッファロービルという人物の写真を見たのが初めてなので掲載しておく。
 バッファロー・ビルという歴史的人物については、名前はよく知っているのだが、どのような人物だったのか、どのような業績のある人だったのかについては、全くと言うほど知らない。実在の人物かどうかすら考えたこともなかった。そもそも何故自分は彼の名前をよく知っているのか、どこで聞いたことがあるのかすら判らないのだから、不思議な気がする。NFLのチーム名にバッファロービルスというのがあるが、それで知っているという訳でもない。そんなチームの名前を聞くずっと前から彼の名前は知っていたような気がするのだ。
 彼のことはネットで調べても良く判らない。断片的な情報ならば、バッファローハンティングの名人、金鉱堀りの達人、名うての拳銃使いなどいくつも判るのだが、全体としてどういう人物で何を生業として何を成し遂げたのかがよく判らないのだ。自分なりに「アメリカの西部開拓時代に西部に関する情報を価値に変えた人物」といったイメージで捉えてみても、それすらも後世の人々が作り上げた虚構かもしれないという気がしてならない。たとえは変かもしれないが、「日本人の敬愛する坂本竜馬とはどういう人物か?」と外人に聞かれた時、「日本初の商社を作った人物」「薩長同盟を成し遂げた人物」という説明ではどうも坂本竜馬を説明しきれていないように思うのと似ているのかもしれない。時代の変革期、勃興期に、その時代の流れを具現した人物というのは、案外そうしたものなのかもしれない。
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ケネス・ミッチェル サイン ジェリコ

TVドラマ「ジェリコ」で副市長エリック・グリーン役を演じたケネス・ミッチェルのサイン。エリックは主人公ジェイクの弟で、重要な役回りである。ケネス・ミッチェルについてはあまりよく判らないが、「Without a Trace」「CSI:マイアミ」「グレースアナトミー」等、日本でも人気のTVドラマにいろいろ出演しているようで、そういえばどこかで見たような気もする。
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痺れる 沼田まほかる

書評誌で評判になっている一冊。著者の本を読むのはは2冊目だが、最近ではこの著者、「おばさん乙一」と呼ばれているらしい。ホラー小説のようなストーリーだが、単に不気味だとか怖いというだけでなく、なんとなく「切なさ」を感じさせるというのが両者の共通点ということだ。ただ、両者には似ているところもあるが、根本的に違うような気もする。本家「乙一」が情緒的な面が強いのに対して、こちらは多分に生理的な面が前面に出ているような気がするからだ。
 それにしても、若者の間で熱狂的な人気を博している「乙一」と比較され、それに「おばさん」という形容詞を付けられることを、著者はどう思っておられるのだろうか、少なくとも「おばさん」は失礼だろうと思って、巻末の著者略歴をみて、心底驚いた。このお年でこの感覚、まさに驚異的というしかないだろう。「(痺れる」沼田まほかる、光文社)
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マーレイ・クラビン サイン NHL

元NHLプレーヤー、マーレイ・クラビンのサイン。NHLでの活動が1982年から12000年の18年間ということで、ウェイン・グレツキーと活動時期がほぼ一緒という選手だ。ポジションもセンターでグレツキーと同じだ。デビュー3年目の1984年には、かの名選手ダリル・シトラーとの交換トレード要員として、フライヤーズに移籍、いきなり61ポイントをあげるなどかなりの活躍をみせたようだ。その年は彼の活躍もあって、グレツキー率いるオイラーズには敗れたものの、スタンレーカップ準優勝を記録している。その後も順調にフライヤーズの中心選手としてステディな活躍をみせ、80年代後半にはチームのポイント・リーダー、アシスト・リーダーにもなっている。グレツキーと完全にダブっている彼のキャリア、名選手のトレード交換要員として始まったフライヤーズでの活躍等をみると、彼などは、スター選手の陰に隠れたNHLの名選手と言って良いような気がする。
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