なんでだろう。
昼食を終えて外に出ると午前中とは打って変わって無茶苦茶寒くなっていた。
空気がまるまる入れ替わったみたいだ。
これで船に乗ってたら外のデッキに出る気にはならなかっただろうな。
先に乗っておいて良かった。
風に震えながら五大堂を見学した。
小さな島に建てられたお堂である。
足元に隙間のある朱塗りの橋を渡り島に渡る。
なんでも隙間はわざと開けてあり、気を引き締めてお参りするためと説明書きがあった。
落ちる心配はないが、下手をすると足はズボッと抜けてしまう大きさなので、確かに気を引き締めねば渡れない。
お堂は結構な古さで、海風に晒され白く白骨化しているかのような佇まい。
お堂の軒下には干支の動物が彫られている。
遠くて見にくいけど。
あまりに寒くて写真撮影に集中できず、お堂の周りをふた周りして島を後にした。
松島の海岸沿いにある通りのお土産屋さんで煎餅を買った。
結構なお値段だったが、試食した煎餅のおそろしく軽快な歯ごたえにやられてしまったのだ。
歯があってよかったと思える食べ物。
品揃えがなかなか面白いお土産屋さんで、メインは煎餅だが(店頭で焼きたての大きな煎餅も食べさせてくれるよう)、手ぬぐいやら小物やら日本酒も売っている。
煎餅と一緒に日本酒とちろりを買って仙台へと戻った。
その日の晩は仙台のビジネスホテル泊まり。
なので夕食は外に出、炉ばたのお店で焼き物メインで熱燗を飲んだ。
銘柄を変えて三合。
いつも自分が燗するよりアチアチで、これがみな美味しかった。
家でもこれ位アチアチにしてみよう。
アテは、塩した鯖の一夜干しと穴子の一夜干しを焼いたのと、三角あぶらあげ、焼き牡蠣、ワカメ酢、サラダ、…あと何食べたっけ。
忘れた。
美味しかったことだけ覚えてる。
プロの料理人が作る料理も美味しいなあ。
穴子の一夜干しを焼いたのがまた絶品で、ワサビを乗せて食べるのだが、少し干してあるので穴子の旨味が凝縮して、ワサビがそれを引き立てて、口福これ極まれり。
松島で満足してたら食べることはなかった焼き牡蠣を頼んでしまった。
プリプリの牡蠣自身はもちろん、殻に残った磯のジュースは海の恵みそのもの。
頬が緩んで仕方なかった。
昼食を終えて外に出ると午前中とは打って変わって無茶苦茶寒くなっていた。
空気がまるまる入れ替わったみたいだ。
これで船に乗ってたら外のデッキに出る気にはならなかっただろうな。
先に乗っておいて良かった。
風に震えながら五大堂を見学した。
小さな島に建てられたお堂である。
足元に隙間のある朱塗りの橋を渡り島に渡る。
なんでも隙間はわざと開けてあり、気を引き締めてお参りするためと説明書きがあった。
落ちる心配はないが、下手をすると足はズボッと抜けてしまう大きさなので、確かに気を引き締めねば渡れない。
お堂は結構な古さで、海風に晒され白く白骨化しているかのような佇まい。
お堂の軒下には干支の動物が彫られている。
遠くて見にくいけど。
あまりに寒くて写真撮影に集中できず、お堂の周りをふた周りして島を後にした。
松島の海岸沿いにある通りのお土産屋さんで煎餅を買った。
結構なお値段だったが、試食した煎餅のおそろしく軽快な歯ごたえにやられてしまったのだ。
歯があってよかったと思える食べ物。
品揃えがなかなか面白いお土産屋さんで、メインは煎餅だが(店頭で焼きたての大きな煎餅も食べさせてくれるよう)、手ぬぐいやら小物やら日本酒も売っている。
煎餅と一緒に日本酒とちろりを買って仙台へと戻った。
その日の晩は仙台のビジネスホテル泊まり。
なので夕食は外に出、炉ばたのお店で焼き物メインで熱燗を飲んだ。
銘柄を変えて三合。
いつも自分が燗するよりアチアチで、これがみな美味しかった。
家でもこれ位アチアチにしてみよう。
アテは、塩した鯖の一夜干しと穴子の一夜干しを焼いたのと、三角あぶらあげ、焼き牡蠣、ワカメ酢、サラダ、…あと何食べたっけ。
忘れた。
美味しかったことだけ覚えてる。
プロの料理人が作る料理も美味しいなあ。
穴子の一夜干しを焼いたのがまた絶品で、ワサビを乗せて食べるのだが、少し干してあるので穴子の旨味が凝縮して、ワサビがそれを引き立てて、口福これ極まれり。
松島で満足してたら食べることはなかった焼き牡蠣を頼んでしまった。
プリプリの牡蠣自身はもちろん、殻に残った磯のジュースは海の恵みそのもの。
頬が緩んで仕方なかった。