低山縦走シリーズ『福井のバス停から銭原のバス停まで』
(その5)免山バス停→上音羽
免山バス停からはしばらく府道を歩く。
歩道のない山中の道路で、車の通行もまずまずあるので少し危険である。
迷いようが無かったため歩いてる間地図を見なかったのだが、後で確認すると途中から府道を外れて集落の中を通る生活道路を見つけ、近道だし交通量も少なかっただろうから失敗したなあと思う。
今回の道行ではこんな事がいつもより多い。
年取ったせいだろうな。
少し悲しい。
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泉原の信号で左折。
引き続き歩道の無い府道であるが、交通量はグッと少なくなってありがたい。
次に歩く自然歩道は山脈自然歩道。
やまなみ自然歩道と読むらしい。
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府道から山に入る辺りに東海自然歩道が交わっていて、地図の赤いルートのどれがどの自然歩道を指しているのか分からなかったが、なんとか北へ向かう林道に入る事ができた。
混合林が広がる山中の林道である。
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しばらく歩くと細い渓流と交わる場所があり、車が止まっているのが遠くから見えた。
何してるのかと思っていたら、川沿いでピクニックしていた。
えええ、寒くないか?
静かに自然を満喫できるとは思うが、も少しいい季節に来た方が良いのでは、と余計なお世話な感想を持ちつつ通過する。
そうそう、川には鹿の死骸と思われる骨が転がっていた。
山奥にきたなあ。
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林道は車が十分通れる道で、道路上には広葉樹針葉樹の茶色い落ち葉が轍の外側内側に積もっている。
山村の近くにある林道なら、かつて山林の管理に使われていた山の人の活動の跡が残されていたりしておもしろいのだが、この林道はなんのための林道なのか、道だけが延々と伸び、変化がない。
ただただひたすら歩くだけの時間。
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そんな人気のない所ゆえに不法投棄する場所として狙われるようで、至る所に不法投棄禁止、不法投棄を見かけた方は通報してください、と書かれた立札があった。
走っている車には全く出会わなかったのだが、時々普通車が駐車してるのを見かける。
犯罪の場に出くわさないかとドキドキするのだが、車だけ止まっていて人はいない。
山に入って何してるんだろう。
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空に雲が広がり暗くなるとパラパラと音がして、またあられが降ってきたと知る。
林道に入ってから登り続け。
ここにきて脚に疲れがやってきた。
股割りをして内股の筋を伸ばしつつ歩く。
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車が走れる道にしては傾斜が急で、自転車の山岳ステージを練習したい人にはうってつけなのではと思うのだが、知られていないのか走ってないなあと思っていたら、ようやく道が下り始めたところで前から一台自転車が上ってきた。
おー、がんばれー。
ただ注意が必要で、舗装されてるけど通行量が少ないから路面に苔が付いてて、下りはグリップが効かず、ずるりとすべりそうだ。
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多留見峠から林道を外れ砂利道の少し細い道路に入る。
この道行きで二度目の未舗装道。
なんかの業者の敷地を過ぎるとさらに道幅も狭くなり、登山道らしくなったなと気分も変わり、平坦な道で脚の疲れも気にならなくなって気分良く歩みを進めていたら、また信じられないものが現れた。
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自動車がまた不法投棄されていた。
二台目、今度は普通車だ。
えええー、ここまでどうやって持ってきたんだ?
前後の道はどう見てもこんな車が通れる車幅はないぞ。
うーん、びっくり。
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この車も廃棄されて随分と時間が経っている。
落ち葉どころか土に埋まりかけている。
うーん、もう一度びっくり。
気を取り直して先に進むと倶楽部前バス停のある場所で府道に出た。
横断し、上音羽の集落に入る。
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(その5)免山バス停→上音羽
免山バス停からはしばらく府道を歩く。
歩道のない山中の道路で、車の通行もまずまずあるので少し危険である。
迷いようが無かったため歩いてる間地図を見なかったのだが、後で確認すると途中から府道を外れて集落の中を通る生活道路を見つけ、近道だし交通量も少なかっただろうから失敗したなあと思う。
今回の道行ではこんな事がいつもより多い。
年取ったせいだろうな。
少し悲しい。
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泉原の信号で左折。
引き続き歩道の無い府道であるが、交通量はグッと少なくなってありがたい。
次に歩く自然歩道は山脈自然歩道。
やまなみ自然歩道と読むらしい。
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府道から山に入る辺りに東海自然歩道が交わっていて、地図の赤いルートのどれがどの自然歩道を指しているのか分からなかったが、なんとか北へ向かう林道に入る事ができた。
混合林が広がる山中の林道である。
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しばらく歩くと細い渓流と交わる場所があり、車が止まっているのが遠くから見えた。
何してるのかと思っていたら、川沿いでピクニックしていた。
えええ、寒くないか?
静かに自然を満喫できるとは思うが、も少しいい季節に来た方が良いのでは、と余計なお世話な感想を持ちつつ通過する。
そうそう、川には鹿の死骸と思われる骨が転がっていた。
山奥にきたなあ。
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林道は車が十分通れる道で、道路上には広葉樹針葉樹の茶色い落ち葉が轍の外側内側に積もっている。
山村の近くにある林道なら、かつて山林の管理に使われていた山の人の活動の跡が残されていたりしておもしろいのだが、この林道はなんのための林道なのか、道だけが延々と伸び、変化がない。
ただただひたすら歩くだけの時間。
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走っている車には全く出会わなかったのだが、時々普通車が駐車してるのを見かける。
犯罪の場に出くわさないかとドキドキするのだが、車だけ止まっていて人はいない。
山に入って何してるんだろう。
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空に雲が広がり暗くなるとパラパラと音がして、またあられが降ってきたと知る。
林道に入ってから登り続け。
ここにきて脚に疲れがやってきた。
股割りをして内股の筋を伸ばしつつ歩く。
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車が走れる道にしては傾斜が急で、自転車の山岳ステージを練習したい人にはうってつけなのではと思うのだが、知られていないのか走ってないなあと思っていたら、ようやく道が下り始めたところで前から一台自転車が上ってきた。
おー、がんばれー。
ただ注意が必要で、舗装されてるけど通行量が少ないから路面に苔が付いてて、下りはグリップが効かず、ずるりとすべりそうだ。
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多留見峠から林道を外れ砂利道の少し細い道路に入る。
この道行きで二度目の未舗装道。
なんかの業者の敷地を過ぎるとさらに道幅も狭くなり、登山道らしくなったなと気分も変わり、平坦な道で脚の疲れも気にならなくなって気分良く歩みを進めていたら、また信じられないものが現れた。
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自動車がまた不法投棄されていた。
二台目、今度は普通車だ。
えええー、ここまでどうやって持ってきたんだ?
前後の道はどう見てもこんな車が通れる車幅はないぞ。
うーん、びっくり。
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この車も廃棄されて随分と時間が経っている。
落ち葉どころか土に埋まりかけている。
うーん、もう一度びっくり。
気を取り直して先に進むと倶楽部前バス停のある場所で府道に出た。
横断し、上音羽の集落に入る。
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