キキ便り

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今学期の論文執筆、学会申し込みなど

2019-11-07 15:10:27 | 研究者生活

秋学期に入り、ともかく論文を投稿しようと、それなりにやってきた。

先月は、2本。日本のジャーナルと国際ジャーナル。

この日本のジャーナルは、採択率は年々厳しくなっているらしく、修正論文を不採択に入れると10数パーセントが採択率らしい。しかし、共同執筆者が不採択になっても、修正してもう一度投稿しましょう、と言ってくださったので、心強い。この方からは、インパクトがある論文になるように、いろいろアドバイスをいただいた。

国際ジャーナルの方は、初めて投稿するジャーナル。投稿には、グラフィック・アブストラクト(図解した抄録)が必要であったため、躊躇してしまったが、共同研究者と相談しながら簡単な図を作成。また論文のアピールポイントを短く(ものすごく短い字数)で3-5点挙げるといったハイライトも要求される。このハイライトは別論文で何度か書いたことがあったが、研究結果を素人にも分かりやすく素早く伝達するという点では、こちらにとっても良い勉強。

そして国際学会の申し込み。この学会は、娘の来年の大学卒業式と重なるため、参加するつもりはなかったが、共同研究者から研究申し込み締め切り1週間前に打診があり、申し込みしましょうよ、とのこと。もし採択された場合、彼女が代わりに発表してくれるらしい。急いで下書きや図表を作成し、彼女の方にメールで送る。彼女がすくに字数内にまとめて書いてくれたので、無事に申し込み完了。

今月は、日本のジャーナルに1本投稿予定。これは締め切りが11月20日と決まっているので、スケジュール的にはかなりのプレッシャー。あとは、若手の共同研究者が来年の日本の学会に発表を申し込みたいと頑張っているので、そのデータ解析のお手伝い。締め切りは11月末日。

その他、今学期は依頼された原稿が3本(そのうち2本は共著)。少しずつだが、論文生産率が上がってきたので(不採択になるかもしれないが)、もう一押し、年末まで頑張りたい。

写真は、スイスベルンの景色 (ヨーロッパ旅行から)

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