キキ便り

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論文が進まない時

2021-04-25 11:53:39 | 研究者生活

今年の初めに立てた1年の論文と学会発表の計画。

学会は締め切りがあるので、一応予定通りに進んでいますが、論文は予定よりも3カ月くらい遅れ気味。

日本語でも英語でも

論文書きは、1日に1段落くらいしか書けなかったりで、行きつ戻りつの毎日です。

 

先日の学会で、同じように書くことに苦労している教員や大学院生たちが、

グループを作り、チャットで連絡を取りながら、同時間に書き始めたり、進行状況を報告したり、中にはワークショップ、お互いの論文を批判しあう、不採択になった論文をシェアして対策を考えるなどの事例が報告されていました。

それぞれの大学にあるグループだけではなく、

#100DaysOfWritingといった誰でも参加できるようなオンライングループもあるようです。

 

また数カ月前ですが、お子さんのいる大学の同僚が、

時間管理の方法として

Excel用紙に、教育と研究、院生や学生指導、学内の仕事、社会活動などの項目を30分刻みで朝の5時半くらいから、夕方の5時半くらいまで入れたスケジュールを紹介していました。

そうすると、家に仕事を持ち込まず、家族との時間だけでなく、趣味や余暇の時間も取れるということでした。

すごい!の一言です。

今オーディブルで聞いているCal Newportの「Deep Work」などにしても(この方も大学の教授)、集中して仕事をするようなシステムを創り上げ、夜は家族との時間、そして息抜きはインターネットではなく、読書をしているようです。

 

私の場合、

共同研究者に、「来週半ばまで、考察の章を書き上げるから」と連絡(宣言)し、その期日を守るというのが、一番効果的なようです。

またタイマーやPomoDoneなどのアプリを使い、25分刻みで書き、5分休憩というのも(25分経過して、もっと書きたいと思う時にやめるのが効果的らしい)、モティベーションアップになることもあります。

3カ月遅れ気味の論文が、4か月にならないように、スピードアップしてみます!

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