週刊誌を読んでいたら、結構フジテレビが惨い事になっているようで。
「黒い看護婦」だっけ？撮影した内容を割愛に割愛し、結果的にはしょりすぎて
わけがわからない作品に。主演の大竹しのぶが「これってあり？」と疑問を呈したとか。
フジだけじゃないよね。
民放各社、もうドラマなんか作りたくないのかも。
手間がかかるし視聴率稼げないし・・・・視聴率で大事なのは「瞬間視聴率」なのかなあ。
そういうのをワイドショーでやるからなおも紅白みたいに
「瞬間視聴率狙い」のイベントばかりやるんだよね。
役者を育てようとか脚本家を育てようとか・・・そんな壮大な事は考えないのね。
ドラマや舞台がしぼんでいく時代って危険だなあと思います。
我が家の姫ちゃん、ヅカ好きです。
日夜、布教活動にいそしんでおります。
そんな彼女がつい最近「剣幸さんってかっこいい」と言い出しました。
それはスカイステージで「ル・ポワゾン」を見たから。
柚希版しか見た事がなかった姫。
柚希版も大好きなんですけど、剣版の方が好きになってしまい。
何で？って聞いたら
「踊りは礼音君の方が上手だけど、剣さんの方が男役としてかっこいい気がする。
何でかわからない」
というので「それはこだま愛が偉大なのよーー」と言いました。
姫は娘役視線で男役を見ているので、こだま愛のうっとり目線に惹かれて
いるのでは？と思われます。
今月のスカステも沢山新人公演をやってくれてますが
姫は天寿光希のファンでありつつ礼真琴のファンでもあります。
なので「エトワール・ド・ＴＡＫＡＲＡＺＵＫＡ」の新人公演の礼を見て涙目に。
ラプンツェルのシーン・・・姫の好きな白軍服着て礼真琴が歌うあれ。
ディズニーコラボのＣＤを毎日聞くほど好きな曲を、あの人が舞台でーー
小柳先生ありがとう
と姫は感動のあまり泣いたのです。
若いっていいいわあ。
「王家に捧ぐ歌」新人公演の礼音君にもハマってしまい。
そんなわけで毎日が「ル・ポワゾン」「エトワール・・」「王家・・・」のリフレイン♪
毎回「かっこいい
」とうっとり姫。
一生懸命私に語るけど、御免、ママは今パソコンに向かっているのよーーと
聞き流しをしてたら叱られました。
「ママは私の話、全然聞いてないっ
」って。
だって・・・ごめん・・今、講演会の調べものが。姫、プリントアウトくらいやってよ。
代わりにキーボード叩いてよーーって感じ。
アニメや漫画を舞台化して何が楽しいのか？
「ベルばら」は原点でしたね
アニメや漫画を歌劇化して様になるのは宝塚だけーーと思ってます。
ハリウッド映画だろうがブロードウエイミュージカルだろうが何でも
「宝塚」として成立させてしまう力技にはうなります。ほんと。
テニミュはテニミュでいいんだよねーー
それなりに進化しているんでしょうから。
姫は暗いドラマや映画が嫌いです。
自分が生まれた８月１０日は終戦記念日に近く、その頃になると
戦争ドラマや映画をやるので「耐えられない」と言います。
夢に出てくるんですって。
昔、靖国神社と遊就館へ連れて行ったら「２度と行きたくない」と
言ってました。
そんな彼女は向井版「永遠の０」は見ないと言っていたのに
私と一緒に見始めたら止まらなくなり。最後は号泣しながら見てました。
そして夜中に帰宅したダディと「宮部さんはなぜ特攻へ行ったのか」について
議論してたんですって。
へえ、あの姫がねえ・・・いっちょまえにそんな事を思う歳になりましたかと。
姫はよくわからないようで。
ドラマの感想として私は
「飛行兵の仕事は飛行機に乗って敵と戦って勝つ事。その為に飛行技術を
磨いているわけだし。でも特攻というのは思想的に真逆。
だから特攻を拒否したの。でも、時代は流れてどうにも以前のようには
復しないという・・絶望感と、教え子が「宮部さんは生きてて」といいつつ
死んで行った事に耐えられなかったのね。だから突如特攻を志願。
だけど、飛行機に触れた時、独特の勘で「不時着」する事がわかってしまった。
一瞬、助かるかもと思い。
でもそれを大石さんに譲る。
それは自分が教えた大石さんの腕を信じていたからこそ。
教えた事に自信がなければ、そんな一か八かの事はさせないと思う」と言いました。
姫は「ふうん・・・奥が深いね」と言いました。
今はそれでいいんだと思います。
岡田准一は非常に包容力のある演技で見せてくれました。
優しくて経験に裏打ちされた技術力を持ち、冷静さや安心感を与えてくれました。
向井理は理知的に理論派で不器用な印象。
「この人を生かして欲しい」と思うようなカリスマ性はありました。
岡田君の冷静さと向井君の冷静さは色が違うし、タイプが違う。
どちらもとてもよい出来であったと思います。
なのに視聴率が６％かあ・・・１１日の次が１４日というのがダメだったんじゃ？
再放送すれば絶対に評価される内容だと思います。
実は職場の人が（あまりテレビ見ない人だけど）
「向井理って大嫌いになりました」というので「何で？」と聞いたら
「バラエティに出た時、あまりに無愛想だったから。勘違いしてませんか？彼。
岡田版と比べてどうかと聞かれて「見てないからわからない」と答えたんですよ。
失礼じゃないですか」
非常にプンプンとしていたので、私は井沢満氏のブログを引用し
「向井君は遊就館へは行かなかったんですって。なぜって自分は飾られる
立場だから」と。ね？すごいでしょ？役に入り込んでいるのよ。
その無愛想というのも、役が抜けていなかったんじゃないの？」と
なぜ？擁護。
彼女は「そうですかあ？」と不審そうな顔をしてたけど。
私は向井理という俳優をそんなに評価してませんでした。
「ゲゲゲの女房」の出来がよかったのは、それが朝ドラだったから。
国仲涼子と結ばれるきっかけになった作品は、めちゃめちゃだったし。
だけど「信長協奏曲」の池田恒興から彼は変わったと思いました。
ひたむきになったというか、演技をするコツを覚えたというか。
今回の「永遠の０」でそれをさらに実感しました。
だのに。
バラエティやら記者会見やらで無愛想だったから週刊誌に
「新婚早々、向井と国仲で明暗くっきり」とか書かれる始末。
要するに月９「デート」の方が視聴率がいいって話なの。
ドラマの質が違うだろうと言いたいし、国仲さんは主役じゃないし。
昔、「ＳＭＡＰ×ＳＵＭＡＰ」などに出た時は愛想がよくて
頭がいいというイメージだったけど、誰がミスリードしているんだろう？
「渡る世間は鬼ばかり２０１５」の前篇を見ました。
まるで・・・・１９７０年代の帝劇の芝居を見ているような気分になりました。
セリフ回しがより古くなっているような気がします。
「おかくら」のお父さんが亡くなって遺産が１億？
信の為に８２０万も貯金してた？
相変わらず「渡鬼」のメンバーはお金の苦労をしないよねーー
今回、みんな「お金がない」って言ってるけど嘘っぽいというか。
弥生さんとこ、旦那さんの植木職人の給料で何人養ってるの？
の割には危機感ゼロで子供は増えるばかり。
文子さんの所は旅行業界でかなりいい線行って事業拡大を狙ってるけど
自分達の年齢を考えてる？
さつきさんの「幸楽」はうまくいってるけど、愛ちゃんがまるで昔の
義妹達のようになっているのが気になります。
葉子は二言目には「仕事したい」ばっかりで・・・・こっちも年齢を考えてる？
長子は勝手に遺産の分配を決めつけて。みんないらないと言っているのに。
こういう場合、長子が遺産を独り占めして姉妹が争いになるのが定番の
ストーリーなんだけど、ひな子ちゃんが家出してーーにつなげたわけね。
ウザイのが信の奥さん。
二言目には「私達、別れた方がいいのよ」ばっかり。
だったら別れろよーー 介護されてるお父さんも信にすまないと思うなら
ちゃんと食事してリハビリすればいいじゃん。
夫婦が顔を合わせれば妻が「あなたの為に別れた方がいい」と切り出し
信がなだめて。こんな家庭、暗すぎて嫌だわ。
遺産の分配に関しても、それぞれ「事業拡大」「独立」を目論んでいるんでしょう？
簡単に独立っていうけど、簡単に成功する時代でもないと思うけどね。
後半がどうなっていくのか、興味はあります。
