確か去年の11月にも雪組「ファントム」を見る為に兵庫県の宝塚大劇場へ行きました。
でも、その前に半日京都で過ごしたんですね。その理由は姫ちゃんがどうしても「おうすの里」で梅干しを買いたいとのことでした。
でも、この時の出費も相当なもので。特に宝塚ステージスタジオへ行ったりするとかなり散財してしまうことになり。
ひやひやものの旅行でした。
だから、もうムラは行かなくていいよなーーって思っていたら。紅ゆずるが退団すると聞いた姫ちゃん。
「やっぱりムラまで行く!」と言い出し「行ってらっしゃい」と言った私に「ママもいくんだよ」有無を言わさず。そこからまた貯金が始まったのでした。
前回の京都は半日で清水寺と長楽館へ行っただけでしたので、今回はどうしても1泊したい姫ちゃん。早々にホテルを予約。
じゃあ、どこへ行くの?となったら「嵐山は絶対」っていうじゃありませんか。どうも、そこにも「おうすの里」があるらしく。
とりあえず朝7時の新幹線に乗って京都へ向かったのでした。
関東では雨が続いていたし、気温も低かったのに、京都駅へ着いた途端めちゃくちゃ晴れててしかも猛暑。これが京都の夏かあ・・・というくらいの暑さにへたりました。
しかも(当然の事ですが)外国人観光客が多い。すれ違う人みんな外国人。
私達、どこの国にいるんだろう・・・と不安になってしまいます。
ホテルに荷物を置いてから電車に乗って嵯峨野へ行きました。
脱水を防ぐ為にスポーツドリンクは欠かせない・・・ということでひたすらペットボトルを持って歩きました。
確か高校の修学旅行以来だなあと思いつつ。
何でこんなにおみやげ物やさんがあるの?人力車はお相撲さんみたいな外国人を乗せて必死に走っているし、昔と比べるとにぎやかになったもんだ。
高校生の時は若かったからどんなに歩いても疲れなかったのよね。でも今回はまず暑さにやられ、人の多さにやられ。
野々宮神社へ行きました。「源氏物語」でお馴染みの野々宮神社。
雅楽が流れ・・・ここも相当にぎやかに。道端では音楽を奏でてお金を貰っている人もいたし。とにかく西洋人も東洋人も多くてねえ。
中に入ってないけど目の前の天龍寺。
渡月橋も人が多かったけど水の量もまた多いな。
「おうすの里」で梅ドリンクを飲ませて貰ってクエン酸を補給し、ちょっと元気に。毎回のごとく「おうすの里」はタイムリーな場所にあるなあ。
その後、太秦の広隆寺へ行きました。
広隆寺といえば弥勒菩薩様が有名。
高校の時にこれを見て感動し、いつかまたぜひここを訪れたいと思っていましたので、夢がかないとても嬉しかったです。
何より、広隆寺には誰もいなかった!これに感動。外国人が一人もいない。日本人もまばら。セミの声がして静かな雰囲気。これぞ京都じゃないのでしょうか?
そうだよねー京都って静かに寺院で過ごす。そういうイメージだよね。
あの静寂の中でひたすら国家の安泰を祈る・・・
初めてだった姫も感動しておりました。
それから京都タワーへ上りました。京都タワーって新幹線から見るものだった私にとって初体験。望遠鏡から覗いても中々場所がわからなかったり、でも山の美しさにほっとしたり。
降りて来たら「お写真撮りまーす」って言われて・・・え?とか言ってる間にぱしゃり。
でもびっくりしたのは京都タワーの地下ですよ。
豊富なフードコート。その下にはお風呂もあるんですって?
どこも観光せず、ここで一日お酒を飲んで、ついでにお風呂に入って・・だけでも楽しいんじゃないかな。
この日は京都ホテルで一泊。
貧乏人の私達がこんなお部屋に・・・・?と。ユニットバスに慣れっこになっている私と姫は部屋の豪華さにひたすら驚きました。
ここでゆったり「FNS」を見てたんですけどね。
夕食はホテルのレストランに行きました。
飲み放題コースで予約していたんですけど、最初飲み物のメニューを見て、あれ?って思ったんです。メニューには「ビール・日本酒・焼酎・ワイン」&ソフトドリンクしかなかったんですね。「カクテルないんだなあ」と思い、とりあえず二人ともビールをお願いしたのですが、前菜が出て来たあたりで「よろしければ何でもおつくりいたしますよ」と言われ、ちょっと驚いているところに「好きなものとかダメなものとかおっしゃって頂ければ」と言われ、じゃあ、お任せでと言ったら、私や姫にピッタリのカクテルが次から次へと出てくるんです。
しかも心憎いことに「まだ名前がありませんのでつけてください」なんて言われて。
私達が宝塚を見るついでに京都に寄ったという話をしたら、「僕は全然宝塚は見ないんですけど上司がファンで・・」などと話が弾み、お料理も素晴らしく美味しくて。
ああ、何十年ぶりだろう。こんな風にサービスを受けながらお食事するの。
まだ独身時代、旦那と行った六本木の「東京スイスイン」以来じゃないかしら?
最後のカクテルは
これは珈琲に見えるけど実はホットカクテル。それはそれは美味しくて、だけどこれが一番胃に来ちゃったかなあ。年齢的なものもあって。
食事が終わる頃にはかなり持たれていました。
それから東京に戻るまでずーーーっと胃の調子が悪くて。
薬局が私のよりどころになってしまいました。