続きです~
実際に下水が流れていた場所を歩きます。
水を一時的に止める扉。この扉は塗り直しているそうできれいです。
地下通路の地面はレンガブロックが敷き詰められています。
穴が開いているのは、コンクリートの下地にしっかり密着させる為。
穴は4つありますが、この中には2枚だけ穴が5つのものがあるそうで、
理由はわからないそうです。
こちらの扉はかなり傷んでいます。
地下の水は吸い揚げられますが、地面には三角錐の物体があります。
効率よく吸い上げるための工夫になっています。
⑦喞筒井接続暗渠及び喞筒井(ぽんぷせい)
下水は入り口で二つに分かれて流れてきて、ここで合流します。
先程見たレンガの場所を戻って、地上へ出ます。
⑧喞筒室(ぽんぷしつ)
下水を地下の喞筒井から吸い揚げるポンプが10台設置されています。
2階へ上がると展示室があり、全体の模型がありました。
手前から入口阻水扉室上屋、沈砂池、中央が濾格室上屋、奥のシンメトリーの大きな建物が喞筒室です。
濾格室上屋と、喞筒室の間には、量水器室があり、下水の量を計測するベンチュリメータという設備が地下にあります。
喞筒室はレンガ作りの立派な建物で、美術館のような作り。
下水処理施設とは思えません~
横に長く伸びたクレーンは前後に動いてメンテナンスに使用。
クレーンが動きやすいよう、天井の梁はアーチ型になっています。
外へ出て、
馬蹄形の下水道管の展示物
右がレンガの下水道管。卵を逆にした形になっていて、
少しの水でも流れやすくするためとか。
最後に、⑤土運車引揚装置(インクライン)用電動機室
先程見た模型の右端の離れた場所にある建物。
下水中から取り除いた土砂類やごみを積んだトロッコを坂の上まで引き上げる機械が設置されていました。
日本初の下水処理施設。平成11年(1999)に機能停止するまで利用されていました。
現在は奥のほうに、三河島水再生センターがあり、荒川区・台東区の全部と、文京・豊島区の大部分、千代田・新宿・北区の一部で、
処理面積は3936haです。
会議室へ戻って、アンケートに記入。
退室後、マンホール蓋を撮っていたら、
Kさんが一緒に写真を撮って欲しいと言われて、
案内してくれた男性が撮ってくれました。
水は、大切なもの。
都内には13箇所の水再生センターがあります。
ここの水再生センターの下水は、処理されて隅田川に放流。
一部はトイレの水、植栽への水やり、メンテナンス用の雑用水などに使われています。
水再生センターの屋上は、公園として開放されています。
また訪れてみたいと思いました。晴れた日に。。。
(CANON PowerShot S120)
(FUJIFILM X-S10 15-45mm F3.5-5.6)
昨日(4月16日)のトータル歩数11706歩、脂肪燃焼量30.3g、総消費カロリー1904kcal
昨日も一日雨でした。
ソメイヨシノはすっかり葉桜になってしまいましたが、ヤエザクラが満開です~
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