よし坊のあっちこっち

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いよいよラップトップ買い替えた

2012年05月04日 | アメリカ通信
パソコンは機械だが、まるで生き物の様だ。寒い時は良いが、暑い夏場になると、人間と同じようにへたばり、動作がヨロヨロしたりする。

思えば、それまで見向きもしなかったワープロ、パソコンに俄然取り組み始めたのは、95年、アメリカ駐在を拝命したのが切っ掛け。アメリカの事情を調べたら、既にパソコンでのビジネス利用が普及していた。その頃の日本、所属していた会社では、技術者を中心にワープロ全盛で、せっせと資料作りが行われていた。もちろん、管理や技術の領域ではデスクトップでの作業は既に行われていたが、営業マンの全てが報告書作成等にワープロを使用していたわけではなかった。

アメリカに行くにあたり、買ってみたのが当時主流の98ノートで、ワープロソフトは一太郎。ワードが主流の今、懐かしい。色々機能の付いたパソコンだが、専ら使うのはワープロと表計算機能で、せっせと本社への報告資料作成に勤しんだものだ。この頃のアメリカは、パソコンはデスクトップでの発展が主流で、ノートサイズは殆ど見向きもされなかった。やはり、でかい国はでかい物しか目が行かない。小さな国日本は、限りなくミニチュア志向が強い。ノートの日本、デスクトップのアメリカ。この構図は今も変わっていない。

次に買い換えたのがパナソニックのB5サイズのラップトップ。ウインドウズ98が出た頃である。これを2003年まで使ったが、大変重宝した。そして、XPが出たのでソニーバイオを購入した。

それまで日本語環境優先で、日本で発売のものを買っていたが、バイオで初めてアメリカ製、即ち英語環境のラップトップにした。XPは文字化けも起こりにくいと言う触れ込みに乗ったのと、価格だ。バイオでも日本とアメリカで共通仕様があり、しかも5万円相当アメリカバイオが安い。しかし、文字化けが解消しないので、バイオはワイフに譲り、日本へ出張した折、今度はシャープを購入したのだが。

パソコン言語の世界でも、日本語は特殊言語に位置づけされている。英語を含む世界の主要語は、言語のシステムというか性格が同じだから共通の言語環境で作動出来ると言う。要するにややこしく無いのだ。ところが日本語を含む特殊語は、英語環境等では特別な事をしないといけないらしい。日本語環境では、英語も全く問題なく使えるから、そんな難しいことがあるなど考えないから、日本が特殊だと日頃から思う事は無いが、実体は、世界の中で日本は「特殊」なのだ。

さて、シャープに変えたが、これが思わしくない。ラップトップは熱に弱いが、このシャープはとりわけ弱く、兎に角ダウンの頻度が半端ではない。それでも騙し騙し使っていたのだが、昨年臨終を迎えた。運良く娘がワイフに不要になったラップトップを譲ったので、ワイフの再びバイオに戻った。しかし、購入して9年の代物である。兎に角遅い。なにしろ、スイッチを入れて画面が出るまで時間がかかり、サイトに行くまで、これまた時間が掛かる。そして、最近意味不明のダウンが起こる。

これは、ひょっとしたら臨終真近かなのかも知れぬ。そろそろ潮時だろう。9年も使えばよかろう。ってなわけで、昨日W7のTOSHIBAを買ったのだが、パソコンも安くなったものだとつくづく思う。500ドル。昔20万、今5万。エレクトロニクスの時代は、ある意味恐ろしい。