自分の子供にはつい甘くなるのが親の常だが、親バカが金持ちだと、何でも金で片が付くと思うのか、気が付けば犯罪に手を染め、誠に惨めな結果になる。
世間を騒がしたテキサスの「AFLLUENZA」事件。2013年、金持ちの未成年バカ息子が親に買ってもらったフォード車で飲酒運転、4人が死亡、9人に怪我を負わせた。 裁判で弁護人は、”この子供はAffluenzaなのでJailではなく病院でのリハビリが相当”との呆れた弁護を展開した。AffluenzaとはAffluence(裕福)とInfluenza(インフルエンザ)の合成語で、”裕福な環境に育つと、社会の善悪や常識が理解出来ない、インフルエンザに罹ったようなもの”とでも言おうか。判決で保護観察10年とリハビリが言い渡されたが、2年後、そんな不自由な生活や嫌だ、とばかり、金持ちバカママはバカ息子を連れてメキシコへ逃亡するも、指名手配で捕まり、息子に2年の実刑、ママもJailとなった。
昨年の金持ち親バカ事件は、史上最大の、と言われる大学不正入学事件。その規模(人数と金額)に加え、有名女優の子弟がいたことで注目を集めた。当初52人中24人の親は最初から罪を認め、残りは無実無罪を言い張っていた(その後裁判が進むにつれ無実無罪を主張していた連中も観念しはじめている)。
最初に判決を言い渡された女優のフェリシティ・ホフマンは当初から罪を認め、その素直さを評価されてか、14日間のJailと軽い刑が言い渡された。
二人目はデビン・スローンという会社社長である。25万ドルの賄賂で息子を入学させた。判決は4か月のJailと95千ドルの罰金に500時間の社会奉仕。判決に至るまでのやり取りが面白くもあり、そして呆れる。
スローンは最初は悪い事はしていないと主張したが、形勢不利と見ると、弁護人は「デビンは蓄財を使って私立高での障害者の為のスペシャル・オリンピック・プログラムの創設と育成を計画している。更に2000時間の社会奉仕を行う。ケビンは今まで善行を施して来たので、これが彼に科されるべき妥当な量刑だ」とぶち上げた。要するに、障害者の為に金を使い、異例の2000時間という長時間を社会奉仕するからJailは勘弁、と弁護展開をしたのだ。これに対し、裁判官は「金で逃げようとしている態度は言語道断。善行を施す良い人だから罪を軽くしろとでも言うのか」と一刀両断に切り捨てた。呆れた話である。
世間を騒がしたテキサスの「AFLLUENZA」事件。2013年、金持ちの未成年バカ息子が親に買ってもらったフォード車で飲酒運転、4人が死亡、9人に怪我を負わせた。 裁判で弁護人は、”この子供はAffluenzaなのでJailではなく病院でのリハビリが相当”との呆れた弁護を展開した。AffluenzaとはAffluence(裕福)とInfluenza(インフルエンザ)の合成語で、”裕福な環境に育つと、社会の善悪や常識が理解出来ない、インフルエンザに罹ったようなもの”とでも言おうか。判決で保護観察10年とリハビリが言い渡されたが、2年後、そんな不自由な生活や嫌だ、とばかり、金持ちバカママはバカ息子を連れてメキシコへ逃亡するも、指名手配で捕まり、息子に2年の実刑、ママもJailとなった。
昨年の金持ち親バカ事件は、史上最大の、と言われる大学不正入学事件。その規模(人数と金額)に加え、有名女優の子弟がいたことで注目を集めた。当初52人中24人の親は最初から罪を認め、残りは無実無罪を言い張っていた(その後裁判が進むにつれ無実無罪を主張していた連中も観念しはじめている)。
最初に判決を言い渡された女優のフェリシティ・ホフマンは当初から罪を認め、その素直さを評価されてか、14日間のJailと軽い刑が言い渡された。
二人目はデビン・スローンという会社社長である。25万ドルの賄賂で息子を入学させた。判決は4か月のJailと95千ドルの罰金に500時間の社会奉仕。判決に至るまでのやり取りが面白くもあり、そして呆れる。
スローンは最初は悪い事はしていないと主張したが、形勢不利と見ると、弁護人は「デビンは蓄財を使って私立高での障害者の為のスペシャル・オリンピック・プログラムの創設と育成を計画している。更に2000時間の社会奉仕を行う。ケビンは今まで善行を施して来たので、これが彼に科されるべき妥当な量刑だ」とぶち上げた。要するに、障害者の為に金を使い、異例の2000時間という長時間を社会奉仕するからJailは勘弁、と弁護展開をしたのだ。これに対し、裁判官は「金で逃げようとしている態度は言語道断。善行を施す良い人だから罪を軽くしろとでも言うのか」と一刀両断に切り捨てた。呆れた話である。