GMハマーが噂どおり中国に身売りされ、中国資本の世界席捲は留まるところを知らない。
アメリカも、戦後の日本を相手にしているうちは良かった。何せ、勤勉と正直を看板に
背負っている人種だから、丸め込むのはお手のもの。次に韓国に手を付ける。ここも資源の無い国だから、アメリカを満足させる世界の工場を目指した。かつてのスポーツシューズがいい例だ。その力関係から、いつもアメリカは“上から目線“で事を運べた。
いくらアメリカでも、中国はそうはいかぬ。もともと、中国は大国。あの上海が一時期、世界一の国際としであったことは記憶に留めるべきだ。大国が故に戦後でも、しっかり、国連P5(常任理事国)の座を保持し、政治的にもゆるぎない権利を持ち続けている。 共産党支配下での資本主義取り込みを見た自由世界は、そのうち中国はその矛盾のために崩壊する、と淡い期待を描いたが、どっこい、中国は双頭の龍の如く、共産主義の頭と資本主義の頭を、その都度クネクネさせながら、敵を翻弄し、いつの間にかの経済大国。
世界の警察を標榜するアメリカも、今やピンからキリまで中国製品(それは日本も同じこと、いや、世界中がそうなっている)のご厄介になっているのだから、強い事も言えない。いっそのこと、ドンドン仲良くしようじゃないかと考えている節もある。
思い起こせば、ニクソンの電撃的米中国交回復宣言とそれに続く歴史的訪中。当時、アメリカのガールフレンドと思っていた日本は、一言の挨拶も無かったと息巻いたが、そこが大国と小国の違いなのだろう、ここ一番では相手にされない。
昨年中国が非公式に太平洋を米中で二分統治しようと打診した話は荒唐無稽の話ではない。中国は本気で東西南アジアの覇権者になりたがっているし、ヨーロッパのお膝元と言えるアフリカには以前から着々と物的人的投資をして影響力拡大を加速させているから厄介だ。
一見、世界は四極(アメリカ、中国、ロシア、欧州)のようにも見えるが、中国が経済力を武器に世界に突出し続ければ、アメリカも手を拱いているわけにはいかず、やがては4極を崩し、大相撲番付も有り得る。米中が固い握手をする瞬間だ。そう、東西横綱の米中、大関のロシアと欧州。
日本はどうすりゃいいかって? 目の上のタンコブ化しかあるまい。
アメリカも、戦後の日本を相手にしているうちは良かった。何せ、勤勉と正直を看板に
背負っている人種だから、丸め込むのはお手のもの。次に韓国に手を付ける。ここも資源の無い国だから、アメリカを満足させる世界の工場を目指した。かつてのスポーツシューズがいい例だ。その力関係から、いつもアメリカは“上から目線“で事を運べた。
いくらアメリカでも、中国はそうはいかぬ。もともと、中国は大国。あの上海が一時期、世界一の国際としであったことは記憶に留めるべきだ。大国が故に戦後でも、しっかり、国連P5(常任理事国)の座を保持し、政治的にもゆるぎない権利を持ち続けている。 共産党支配下での資本主義取り込みを見た自由世界は、そのうち中国はその矛盾のために崩壊する、と淡い期待を描いたが、どっこい、中国は双頭の龍の如く、共産主義の頭と資本主義の頭を、その都度クネクネさせながら、敵を翻弄し、いつの間にかの経済大国。
世界の警察を標榜するアメリカも、今やピンからキリまで中国製品(それは日本も同じこと、いや、世界中がそうなっている)のご厄介になっているのだから、強い事も言えない。いっそのこと、ドンドン仲良くしようじゃないかと考えている節もある。
思い起こせば、ニクソンの電撃的米中国交回復宣言とそれに続く歴史的訪中。当時、アメリカのガールフレンドと思っていた日本は、一言の挨拶も無かったと息巻いたが、そこが大国と小国の違いなのだろう、ここ一番では相手にされない。
昨年中国が非公式に太平洋を米中で二分統治しようと打診した話は荒唐無稽の話ではない。中国は本気で東西南アジアの覇権者になりたがっているし、ヨーロッパのお膝元と言えるアフリカには以前から着々と物的人的投資をして影響力拡大を加速させているから厄介だ。
一見、世界は四極(アメリカ、中国、ロシア、欧州)のようにも見えるが、中国が経済力を武器に世界に突出し続ければ、アメリカも手を拱いているわけにはいかず、やがては4極を崩し、大相撲番付も有り得る。米中が固い握手をする瞬間だ。そう、東西横綱の米中、大関のロシアと欧州。
日本はどうすりゃいいかって? 目の上のタンコブ化しかあるまい。