袖烏賊(ソデイカ)・タルイカ
【語源】
ソデイカの語源は、3番目の腕に、広い袖のような膜があるからと
言う説とまるで袖のようなヒレが胴全体を覆っているからと言う
2つの説があります。
また、タルイカと言う呼ばれ方もします。
これは樽のように大きいから・・・・。
その他、赤イカ、ウシイカと言う地方名もあります。
【旬】
ソデイカの旬は秋。この時期、ソデイカ漁も最盛期をむかえます。
ソデイカのステーキ
【うんちく】
食用の烏賊としては国内最大です。
大きいものは胴だけで1メートル、重さ20k以上の物も・・・。
元来、紋甲烏賊の代用として流通しましたが、今やお魚な売場で
メインの商材となりつつあります。
このタルイカは温暖な黒潮反流域に住み、群を作らない一匹狼です。
【ブランド・産地】
ブランド化はされていません。
主な産地は暖かい沖縄。対馬暖流にものって、山陰や北陸地方でも
水揚されています。
ソデイカのごま和え
【産地ならではの漁師料理】
このイカの主な食べ方は刺身や寿司。生食です。
しかし、産地ではゴマ和えをすすめられました~。
作り方は簡単!
ソデイカの身を削ぎ切りに薄く切り、サッと湯通しします。
水分を切り、黒ゴマ、醤油、砂糖、酢で作ったタレに和えるだけ。
ねっとりした食感のソデイカの身とゴマの風味がベストマッチ。
答えられません。ご飯のおかずにぴったり。お茶漬けもいけますよ。
そして、もう一品はマグロ君のお勧め・・・・。
ソデイカのミミを使った天ぷら。
この天ぷらを食べると「今までのイカ天は何だったんだ~」と
言うくらい美味い。なかなか手に入りませんが、お魚屋さんで
たまに見かけます。
そして最大の魅力は価格。おそらく、ビックリするほど安いですよ~
何せ、粗、捨てるところですから~。
【栄養と効果・健康】
かつてイカはコレステロールの固まりだから「有害」と言われ
ていた時期がありました。
コレステロールが多いというのは確かですが有害ではありません。
それは、コレステロールを抑制し様々な薬効を持つタウリンを、その
倍以上含んでいるからです。
問題はこの両者の比率だったのです。
加えてイカのタンパク質は他の魚類と比較すると量は少ないですが
非常に良質で、ミネラルや必須アミノ酸が豊富。
しかも低脂肪。ダイエット効果も見込める健康食品なんですよ~。
いつも応援ありがとう~
にほんブログ村
ブログ王ランキングに参加中!
プロが選んだ・・・・魚の【のれん街】
でも、いろいろな加工が出来そうだから、面白いかも知れませんね。
ソデイカともタルイカとも言う
なんておもしろいですね。
ダブル!
『おばけいか』って呼んでたような
加工品で良く見かけますよね
ぽちっとダブル!
ま、たまに耳もあるとのことですが~。
脚は、あの蛸のように太い脚はどうなるの?
すり身・・・?、燻製・・・?、どう使うの。
また、墨はパスタなどに使うって聞いたことがありますが、ワタはどう使うの・・・?
柵にして・・・冷凍しとくと良いですよ~
1年ぐらいありそうだけど・・・
食べごてたえありますよ~
それは初耳だ~
げそは・・・加工品など~
ば~ばさんのハンバーグなんて良いんじゃないかな~?
タルイカという呼び名についてですが
漁法に因んでいるとどっかで見ました。
でっかいタル(時には発砲スチロール等)に長い道糸を付けた仕掛け(タル流しといいます)を多数潮に流し深場のソデイカを一匹づつ釣るという漁法だったような…
イカ博士の奥谷先生の本で見たのかな???
当地でもたまにムツ、メダイなどの底物釣りで間違って釣れてきます。