ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

生き物の図鑑

2023年07月15日 | 日記

 現在放映中の、NHK朝ドラ「らんまん」。日本植物学の父、牧野富太郎氏がモデルとなっている。ドラマでは、いよいよ、「日本植物誌図譜」の図鑑が発行された。波乱のストーリーの流れから、思わず「オメデトウ」と言ってしまう。

 ひるがえって、僕は小学生の始めくらいの頃から、生き物の図鑑を見て、楽しんできたな。様々な生き物に興味を持つ子供の頃、現物を見なくても、図鑑の中で多くの生き物を知ることが出来た。昆虫、動物、魚介、など、残念ながら、植物はあまりみなかったが。・・・

 ドラマでは新種発見のシーンがある。レベルが全く違う話だが、図鑑で見ていていつか現物を見たいと思っていた昆虫に「ナナフシ」があった。そして、小学生6年の頃、高尾山で初めて見つけた時は、自分にとって新発見で大変な感動であったな。以前、ある植物学者が、本人が最も美しいと思う昆虫は、ナナフシ、だと言っていたな。なるほどと思う。

 茨城に住んでいた頃、ナナフシ、にたびたび出会うことがあった。しばらく、虫かごにいれていたが、いずれ命はたえる。そして、節が、バラバラになってしまうのに儚さと悲しさを感じた。

 さて、充分大人になった、現在の自分。子供の頃の好奇心をいまだに持っているようだ。今まで、採集したタマムシ、6個体を大切に保存している。今は、タマムシが一番キレイな昆虫だと思っている。

 生き物の図鑑。それは、子供、いや大人にでも、好奇心をくすぐり、夢を抱かせ、学ばせてくれるものだと思うのだ。

 絵は、僕の出会った、興味ある昆虫達の一部。タガメ、タマムシ、ナナフシ。そして、右上は、7年前、小金井公園近くで、見つけた、蝶。図鑑などで調べたが、素性今だわからず、外来かと想像するが、どうだろう?

     2023年7月15日  岩下賢治

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炎暑の中で

2023年07月11日 | 日記

           ムクゲ

 昨日、今日と暑さが続く。昨日、都心では36度を超えた。
 必要があって暑さの中、出かけることになったが、ビル陰や木陰などを選びながらのそぞろ歩き。それでも汗たらたらで、帽子を被った頭皮がむず痒い。電車などを乗り継いで、ようやく冷房の効いた室内に入り、しばらくすると気がついたことがある。昼前なのに、いやにお腹が空いたのである。
 で、なるほど、と思ったことがある。
 暑さのせいで、相当なエネルギー・体力を使ったのだな、と。戸外では耐暑の気持ちが強いが、空調の効いた室内に入って体が安心し、消費したエネルギーを求めたのだ。熱中症の仕組みが理解できたような気がした。つまりエネルギー不足である。水分の問題ではない。暑さに対しては水は必須だが、水不足で症状が出るのではない。エネルギー不足、あるいはエネルギーの分解補給の失調である。
 などと思いながら、街路に目をやると、ツツジやクチナシなどの植え込みが旺盛だ。植物にとってはこの上もない気候環境なのであろう。
 この暑さも梅雨明けしたらおしまいになるに違いない。暑いのは気温のせいだけでなく、湿度のせいでもある。去年、一昨年の経験だと、日中は暑くても、日が沈むと急に温度が下がる。まるでリゾートのような感じとなる。関東周辺の気候環境が熱帯化しているのかもしれない。【彬】

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素早い物流

2023年07月07日 | 日記

                                               オシロイバナ

 先ごろ、ネット上で花鋏を購入した。ショップ名を限定せず、品名だけで検索すると様々な種類の鋏が開陳された。価格も千円未満から1万円を超えるものまで多種多様。それなりに丁寧な説明もある。何度かスクロールして、結局、Amazonから3,000円のものを買うことに決め、注文した。注文したのは、午後3時頃だったか。すると受取印不要の配送で、翌日の午前10時前に届けられた。

 なんと素早いものか。Amazonは、この鋏をどこで調達し、いつ誰に配送を指示したものやら。おそらく広大な敷地に多種多様な商品を前もって管理していて、その中から選び出しているのだろう。でもそんな多様な品物を前もって揃えておくことなどできるのだろうか。

 今回だけではなく、以前、図書を購入した際にも同じように素早く配達してもらったことがある。こんな業務がなんなく行われるのは、通信機能が何十倍、何百倍かに発展したからであろう。注文から品揃えまで、ネット上でシステム化され、会計などの事務作業を含め、人手にたよらずに瞬時に執り行われる。あと残るのは、配送だけ。そういえば天候に関わらず、配達業の人たちは街中を飛び回たっている。今後は運送業のあり方が大きな問題として残ることになろう。

 このような商形態になると町の小売業は太刀打ちできない。街中から軒並み小売業が撤退している。残るは居酒屋・飲食業だけである。でもウーバーイーツなどという料理の配達業が繁盛しているのをみると、この業界もうかうかしていられない、ような時代に到着したのである。【彬】

 

 

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電動キックボード解禁

2023年07月02日 | 日記

                ヤマユリ

 7月1日より公道における電動キックボードの走行が無免許でも可能となった。乗り慣れれば自転車より安全にこなせるのだろう。
 キックボードに限らず、タンデムサイクル=二人乗り自転車もOK。今後はさらに色々な乗り物が出現するだろう。例えば二人乗りの車椅子、カート付きの電動車、あるいは三輪車など。すでにオートバイ用のタイヤを履いた電動アシストの自転車も走っている。駆動力を電気に頼ることができるようになって、乗り物の世界がずいぶんと変わってきた。
 幼児を乗せた電動自転車がスピードを上げて歩道を走り回るのを気遣っているのに、これからはのんびりを歩道を歩くことができなくなるかもしれない。
 このように乗り物が多様になると、公道の役割・機能を見直す必要が出てくるのではないか。
 例えば、今のような車道と歩道の区別を緩やかにし、境目を求めないこと。そしてなるべく電動乗り物に車道を開放すること。また、通常の車のスピード制限をより遅くすること、など。大型バスや大型のトラックなど、特別な車の走行も当然制限されて然るべきだろう。
 多様な車種に加え、自動運転などのシステムが普及すれば、新しい時代の新たな路上交通のシステムが求められることになるはずだ。【彬】

 

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