先日、もともと故障のある膝が急に痛み出した。整形外科に診てもらい色々と対処法を聞いた。そしてしばらく、長距離のウオーキングは控えることとした。そのかわり、膝への負担の少ない、水中ウオーキングをすることにした。
自宅から歩いて10分ほどのところに、栗山公園があり、園内に小規模だが運動施設がある。プールもある。今まで使ったことがなかったが、初めて利用することにした。20mで、4コース。水泳をやりたい人には小ぶりだが、水中ウオーキングと少しの泳ぎならまあいいだろう。
夏休みに入り、水泳教室や、一般の子供たちが多い。僕は、その子供たちが水遊びをする間をかき分け、まじめに、水中ウオーキング練習をする。いささか滑稽な気もするが、何か楽しい。・・・・
・・・昔の話。僕が小学生だった頃、学校にプールがあった。屋外に、25mと、小プール。夏休みは、水泳が一番の楽しみ。低学年は、小プールで歩くことから始める。大きいプールでは、きちんと泳ぐ者もいるが、だいたいが、水に突き落としたり、足を引っぱったり、しょせんは水遊び。・・・そんな記憶が、水中ウオーキング練習をしながら、思い出されるのだな。
若い頃から、陸上競技、山歩き、ワンダーフォーゲル、そして、フルマラソン、と、脚と膝を酷使してきた報いがこの膝の故障なのかもしれない。そんなことで、今、水中ウオーキング練習をしているが、昔の自分の小学生の頃に戻ったようで楽しいのだな。そして、今ようやく、膝も回復し、ウオーキング練習を再開できそうだが、猛暑がキツイし、もうしばらくは水中ウオーキングを続けよう。自分に必要なのは鍛えることではなく、健康維持なのだから。
2023年7月27日 岩下賢治