ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

セミの初鳴を聞く

2023年07月17日 | 日記

         キバナコスモス

 ミンミンゼミがたどたどしい鳴き声を張り上げているのを、7月12日に聞いた。初鳴きである。例年、ミンミンゼミは7月上旬に鳴き出すとされていて、梅雨明けと重なるようだ。
 ところでセミが地上に出るのは、温度のせいだろうか。気温だとすると、今年の暑さは例年以上なので、もっと早く鳴き出してもいいように思う。気温ではなく、地中温度も大きな要因だろうが、それ以外にもっと何か違う要素が絡んでいるようにも思う。今年の暑さを思うと、特に思う。
 例えば地中でのセミの食糧。セミは地中では何を食べているのだろうか。多分、木の根っこの樹液を啜っているに違いないので、その樹液が気温の変化で味が変わるのではないか、とか。その変化を感じて地上に出て羽化するのではないのか、などと勝手に想像する。
 昔、我が子が小学生であった時、夏休みの研究テーマとして、公園の朝、昼、夕の地中温度の推移とセミとの関係を調べてみるといいのではないか、と提案したことがあったが、全く関心を持たれなかった。でも、今でも重要なテーマのような気がする。自分で調べればいいことなのだが。
 初鳴きについては、ネット上で面白い記事を見つけた。ミンミンゼミの初鳴きはなんと北海道が一番先で6月だという。本州では、7月だが、この早鳴き、科学者の中でも理由ははっきりしないようだ。【彬】

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