畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

雪原の朝(その2)

2025-03-17 04:41:28 | 風景
 昨日に続いて、我が家の裏の雪原の風景です。
左側の山の斜面をご覧ください。本当に特殊な地形です。毎年こんな雪崩を繰り返しています。

 上りの2番電車が行ってから、10分後には貨物列車が通過します。

 この貨物列車も、機関車の半分ほどが雪に埋もれて見えます。
それだけ雪が積もっているのではなくて、除雪車が飛ばした雪の量もあります。

 長い長い編成の貨物列車ですね。
電柱の間隔から見て、2~300mはあるでしょう。物流の多さも景気の反例かな。

 我が家の畑がある、山頂付近を望みます。
右手の杉林の奥は「滝林」というのだけれど、地元でも名前は忘れられているでしょう。
 この杉の陰になるけれど、ここも急斜面で毎年続く全層雪崩で山肌は削り取られています。
ゼンマイや、独活がたくさん出る場所でも有るけれど、命がけの覚悟が無いと行けません。
           (我が家の裏の風景終わり)

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雪原の朝(その1)

2025-03-16 04:44:36 | 風景
 春を感じさせる、朝から晴れ渡った空です。
我が家を含む、駅前通りの家々の影が、雪原に広がる気持ちの良い朝。

 大寒波襲来時には、真っ白な雪で覆われていた山も今はご覧の通り。
大規模な土地の隆起で作られた河岸段丘が残した崖は、雪が落ちて裸状態です。

 朝の2番電車が、トンネルを出てきました。
6時少し過ぎが、1番でこの2番電車は7時少し過ぎての到着です。

 山の斜面の雪崩で、危ないようにも見えますが大丈夫。
ズームレンズでアップしたからで、山裾から線路までは離れています。

 我が家の裏には水田が広がっています。
その水田の積雪も、この状態だとまだ2m近いようで、電車が半分隠れて見えました。
            (続く)
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春の山へスキーで行く(その5終わり)

2025-03-15 04:03:56 | 自然
 杉林の近くに、緑色の屋根の建物があります。
主を亡くして長い年月が経ちましたが、頑丈な作りで雪に埋もれても壊れることは有りません。

 山の畑は、杉林によって区切られる形で、何か所にも分かれています。
杉林は、窪みで天然の池になったりで耕作に適さない場所に作られていますね。


 我が家がある方向とは反対側を、畑の端から眺めます。
魚野川が見える辺りは、旧川口町で今の長岡市川口町地域です。
遥か彼方の最も高い場所は、小千谷市の山本山です。分かり難いですが、関越自動車道も見える。

 滅多にみることの無い、旧川口町の和南津地域の山中になります。
春めいてきた山の風景をカメラに収めたのでした。ここも谷の奥まで水田です。

 畑のある山の平地もやや傾斜があり、帰りはスキーで快調に下ります。
こうして、山の畑の偵察行は終わりました。広域農道も何とか滑り降り、3時間近い散歩を無事に終えました。
            (終わり)
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春の山へスキーで行く(その4)

2025-03-14 14:35:28 | 自然
 こちら側の山と、大沢川の谷を隔てるのは通称、牛ヶ首の平らです。
昔は我が家も、その牛ヶ首にも20アールほどの畑があった。今は交換分合で無くなった。

 少し右、西側の風景を見る。向こうはかすんではいるが越後三山の姿。
もう少し西側には巻機連峰も見える。こんな、美しい風景を独り占めの幸せ。

 さぁー、真っ白な雪原に踏み込もう。
誰の足跡も無い。まだ、動物たちの足跡さえ少ない。でも、動物たちにも嬉しい春です。

 いつも思う事。こんな風景を独り占めしてよいのかなんて。
いえ、スベルベが特別な存在でなんかない。好奇心旺盛で見たいのです。こんな風景を。

 杉木立が綾なす、ヒカリと影の模様です。
この両方の杉の林が、畑のある区域を分けています。

 二つ目の畑の区域を越えた向こうが我が家の畑になります。
この平の端から向こう側から、斜面が始まり下ると我が家の畑になります。
           (続く)
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春の山へスキーで行く(その3)

2025-03-14 04:12:44 | 自然
 右側が広域農道です。雪に覆われて誰の入った形跡も無し。
斜面に残る野ウサギの足跡は、左上の木の樹皮を食べに上った跡でしょう。

 広域農道に薄く、2本のスキーのシュプールが見えます。
これは、先日スベルベが登った跡です。ここから100mほど行って引き返していたのです。

 山頂の平らな部分、畑が始まる地点に到着して下の集落を見ます。
遠く権現堂山の二つのピークが見えます。冬に一度登ってみたかったですね。

 ズームアップして集落を再び撮影。
近代的な家ばかりになり、屋根雪の処理に困っているような家はほとんど無いですね。

 雪面に登った太陽からの光によって影が出来ます。
右側にズームレンズをつけたカメラの影が見えます。この写真はポケットに入れたコンデジです。
            (続く)
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