畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

大寒波の後の牛ヶ首展望台

2025-03-01 04:37:00 | 風景
 昨日の朝です。5時に家を出て、牛ヶ首展望台へと向かいました。
10分足らずで、到着しますがなんと既に先客の姿が何人も見えます。
 図々しく割り込んで「足場はいかがですか、昨日私が踏み固めました」
なんて、アピール。でも、いいのですよこれで、会話が始まりますから。

 でも、下の街の灯りを入れて写そうという目論見は外れました。
家を出るる際も、霧が深くて不安を抱えつつ向かったのですが、やはりだめでした。

 これはこれで仕方なしと、夜明け前の明るくなりつつある風景を撮影。
すると、会話を交わした二人の男性は、すぐにカメラを収納し帰り支度です。
カメラの角度が、変だとは思っていましたが、彼らは星空の撮影だったようです。

 帰宅して、フェイスブックの情報で知りましたがこの夜は特別の星空だったとか。
惑星が一直線に並ぶ一夜だったようです。到着したばかりは満天の星だったのです。

 その後も何人かと会話を交わしましたが、名前を聞いて驚くような人も。
写真展では、常に上位に入賞し、昨年は魚沼市のコンクールで最高賞だった。

 そんな、名前の知られたカメラマンさえ、日の出を前にして帰ります。
どうやら、会話の端々で聞こえたのは「池ケ原」に行ってみようなんて話題。
 カメラマン、写真好きな皆さんには、気象条件によってポイントを選ぶ模様。
こんな霧の朝には、素晴らしい光景が出現するのでしょう。今度は池ケ原を探してみましょうか。
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豪雪の村

2025-02-28 04:21:25 | 自然
 今朝は久し振りに晴れの天気予報です。牛ヶ首展望台に行こうと思っています。
その前に、展望台の事前調査に昨日の午後出かけました。ついでに、その奥の村を訪ねます。
我が家の山の畑とほぼ同じ標高と思われる、この村は雪が多くて空き家でしょうが雪に埋もれた家も。

 昔の小学校で、今は宿泊所か何かに転用されている建物も雪の中。
手前の車庫は、頑丈な鉄筋コンクリート造なのでしょうね。屋根雪は一回は下ろしたのかな。

 これも、車庫ですね。アパートのように何軒分かが並んでいます。
家が斜面に点在し、こういう風にしないと、自動車が出せないのでしょう。
さすがに、軒先だけは雪を落としています。雪庇がせり出したのでは危険ですから。

 それにしても、この雪の壁です。降雪が続いている際も除雪は行われていたのです。
昔だと、雪の中を歩いて下の町まで出るしかなく、その後は雪上車が使われていたはずです。

 スベルベの軽トラを停めて写真撮影。雪の壁の高さは4mか5mか。
この後、牛ヶ首展望台に行き、写真撮影に備えて、カンジキで雪を踏み固めて帰宅しました。
 今朝の目的は、日の出もさることながら、展望台から夜景を撮影も目的です。
もう少しで出かけましょう。ただ、表を見ると霧も深そうで、日のではともかく、夜景は見えないかもしれません。
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大寒波の後と先

2025-02-27 04:51:46 | 自然
 今年の大寒波襲来のように、何日も気温が上がらずに雪が降り続けるとこんな風景に。
普通だったら、寒暖を交互に繰り返すために、山の急斜面の雪は落ちて、留まることは無いのです。

 分かり難いかもしれませんが、中央付近に左から右に続く尾根があります。
その、尾根の上や、尾根の向こうの沢を隔てた山の上に、こんもりと雪は溜まっています。


 二枚の大寒波が居座って、シベリア方面に引き上げつつあるのが、前2枚の風景。
そして、これはその二日後です。一か所で大規模な雪崩が発生。全層雪崩とか、底雪崩と呼びます。


 全層雪崩は、土も多少ともなって一気に崩れ落ちます。
崩れ落ちた斜面にも、雑木なども生えているのですが、それはしっかりと残ります。

 もう少しアップしてみましょう。急斜面の雑木が曲がって生えている理由が分かります。
雪崩が発生した斜面と、こちら側の尾根の間が、あの険しい氷河のような沢になっている。
 これは我が家の食堂の窓から撮った風景です。もう少し我が家から離れないと沢は見えない。
でも、見なくても容易に想像できます。きっと沢はかなりの雪量に埋め尽くされていることでしょう。
 こんな年は、例年だと手が届かない場所のゼンマイも、踏み台に上がった状態で採れます。
しかも、大量の雪は溶けるまでに時間がかかるのは、自明の理。今年は山菜にも期待しています。
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東京と魚沼を日帰りで往復

2025-02-26 09:26:16 | 暮らし
 昨日は日帰りで、東京を往復。新幹線の清水トンネルを越えると別世界。
上毛高原駅までは少しだけ見えた雪も、あっという間に全く雪のない世界へと。
あるビルの19階で昼食のために入ったレストランから見た都心のビル街です。

 雪で白一色の世界から、青空の広がる関東平野へと1時間半ほどで別世界。
雲一つない青空なんて、本当に久しぶりです。こんな世界もあるのだと実感しつつ食事です。

 この右側の広大な空き地は、旧築地市場跡です。都心でこの空き地にと驚く。
空き地の左側は、築地場外と呼ばれた、飲食店街でしょう。並ぶのはインバウンド客かな。

 スベルベが注文したのは、焼き魚と刺身の定食でした。
やはり、築地という立地からか、魚類は美味しいですね。今度は下の鮨屋かな。

 東京に向かう際は、富士山が良く見えて驚きました。久しぶりに見る富士山です。
帰りは残念ながら、霞がかかってよく見えなかったけれども、新幹線の車中から写す。
 大きな建物の右側に、薄く影のように富士山が見えます。
1時間半で、雪国魚沼から東京へと移動できる便利さ。帰りの清水トンネルを越えて雪を見て、我に返りました。
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大寒波の終焉

2025-02-25 04:56:40 | 自然
 昨日は大寒波の終焉を告げるかのように陽も差す一日となった。
手前は自然落下式の屋根から落ちた雪と、それを小型ロータリー除雪機で飛ばした山です。

 広がる青空に、なんだか気分も高揚し、写真を撮りまくり。
左側の山沿いに走るのは、JR上越線。右側は国道17号線になります。

 二階に上がって国道を通るトラックを写しました。
普通乗用車などは、全く見えない。積もった雪と排雪した雪が高い壁になっています。

 大型トラックの上半分しか見えませんね。
あの、伝説的な大雪の「56豪雪」の際は、トラックの最上部が少し見えるだけでした。

 「奥沢(おくそう)」は、大量の雪で埋め尽くされて見える。
56豪雪時は、あの最上部から、一週間余りにわたって積もった雪が一気に崩れ線路を埋め尽くした。
 さて、昨日は新幹線の切符の手配と、地蔵清水での水汲みを兼ねて浦佐まで行ってみました。
いやー、道路も家々も凄いことになっていました。山沿いの近道は雪崩の恐れで通行止め。
小出、堀之内の市街地の家や車庫は、2m以上もの雪が残っている。どうやら人手不足で下ろせないらしい。
予報では、昨夜21時頃で雪は降りやむことになっていた。でも、今朝は名残雪がちらついていました。
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