旅というものの副産物も楽しみの一つだ。
唐突だが、副産物というと様々なものがある。
たまたま入ったお店が大変美味しかったとか、行き帰りの途中に珍しいものがあったとか・・・。
写真は岩室観音堂だ。埼玉県松山市にある霊場といっていいのかな。
山門にも見えるが、建築物はこれだけである。
ここに観音様が納めてある。
堂の右脇に岩道があり、石仏が安置されていた。
この石仏は、四国八十八ヶ所の本尊を模して造られたもので、ミニ八十八ヶ所霊場となっているのだ。
ミニ霊場である。
観音堂の中にも石仏様達が・・・
なんで、こういう観音堂を見つけてと思われる方もいらっしゃると思う。
実は、この日は吉見百穴の取材に行ったのだ。
吉見百穴といえば、古代人の墓と言われるものだが、ゆきたんくの目当ては中島飛行機の軍事工場跡、つまり戦争遺跡としての貴重な存在としての取材だ。ゲゲゲの鬼太郎に出てくる、妖怪百目のように見える遺跡である。
吉見百穴
そのすぐそばに見つけたのが岩室観音堂だ。
行きは分らなかったのに、帰りには目にとまったのだ。
鳥取の投げ入れ堂まではいかないが、道に沿った山肌にはめ込まれるような造りになっているからだと思う。
最初の写真は正面だが、下の写真の角度だと感じが分っていただけると思う。
岩室観音堂別角度