昨日は愛猫ジローの死がショックだった。
女房のニャンは夜中悲しそうな声でつぶやくように鳴いて(泣いて)いた。
いつもはゆきたんくを見ると、すぐに逃げるミーも呼ぶとこっちへくる。
何かいつもと違う空気が家を支配していた。
今日は荼毘と納骨が済んだことをご報告する。
今日のお題は、「旅の楽しみ」である。
しかし、人間はショックを受けると急に記憶が蘇ることがあるものだ。
何があったか。
ジローそっくりの猫に遇ったのだ。
というよりも、偶然あった猫がジローにそっくりだと思ったのだ。
その場所は柏市の泉にある手賀西小学校のすぐ脇だ。
旧沼南町の史跡めぐりをしていて、「おせし様」を見つけた時のことだ。
おしせ様のすぐ横に猫がいたのだ。ジローに似ていたので写真を撮れたのがこれだ。
ジローに似ていた猫
しかし、手賀西小学校まではすぐに分った。
そこから先は車を停めて、少し探した。
小学校のグラウンド前の道はティー字路になっている。
垂直ではなく、すこし斜めになっている。
その鋭角の、そう図形作成の時に角度を書き入れる部分に「おせし様」はいらっしゃったのだ。
おせし様は「勢至」と書くが、緑泥片岩を使ったもののおおい、板碑の一種だ。卒塔婆の1つと考えてもよいが、ここのお勢至様は卒塔婆としての板碑と、青面金剛に代表される庚申信仰の庚申が合わさったものだという。風除けの茶が備えられているようだ。
おせし様のいらっしゃった場所
左側、道を下った先に手賀西小学校の校庭が見える。
おせし様が見える。
かわいい階段を上るのだ
寒さ除けの藁帽子がかわいい。